By Hindustan Times

インドのタバコ会社ITCの高級チョコレート部門であるITC Fabelle Exquisite Chocolatesが100グラムあたり約6万7000円という超高級チョコレート「Trinity-Truffles Extraordinaire」を発売しました。2019年10月22日、ギネスはこのチョコレートを「世界一高価なチョコレート」と認定しています。

Viral: World's most expensive chocolate is priced at Rs 4.3 lakh/kg - Times of India

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ITC s Trinity Truffles Extraordinaire chocolates achieves Guiness World Record - Everything Experiential

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Trinity-Truffles Extraordinaireは現代ガストロノミー界の巨匠、フィリップ・コンティシーニ氏とFabelleのショコラティエ長が共同で開発したチョコレート。Trinity-Truffles Extraordinaireは受注生産の限定商品で、「創造者(Creator)」「育成者(Nurturer)」そして「破壊者(Destroyer)」と銘打たれた3種のチョコレートが入っており、「Trinity(トリニティ、三位一体)」をイメージしたものとのこと。以下の画像は、左から順に「創造者」「育成者」「破壊者」が並んでいます。



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「創造者」のトリュフはクリーミーなベルギー産ホワイトチョコレートが外殻の3層で構成されており、タヒチ産バニラビーンズやフランス産の塩を使用したココナッツプラリネが使われるそうです。「育成者」のトリュフはガーナ産のダークチョコレートとジャマイカ産のブルーマウンテンコーヒーをベースにした太陽の恵みを感じることのできる1粒で、外側にルビーチョコレートがかかっているとのこと。ルビーチョコレートは2017年に誕生した、「ホワイトチョコ以来80年ぶりの新作」チョコです。





「破壊者」のトリュフは、ブラックオリーブ配合のベネズエラ産72%ダークチョコレートとドミニカ産のダークチョコレートの2種類のダークチョコレートを使用しており、イタリアのピエモンテ州のヘーゼルナッツにアーモンドプラリネ、ブラックペッパーがクランチに入っているとのこと。破壊者の味わいは「永遠の深みにまで墜ちていく1粒で、あなたを生命の輪の中心に押し戻してくれます」と表現されています。



チョコレートは、1箱にそれぞれ15グラムずつ、合計15個入っています。さらに職人の手によるオーダーメイドの外箱(税抜10万ルピー、約15万円)で購入することも可能とのことです。



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2019年10月22日、ギネスはTrinity-Truffles Extraordinaireを「世界一高価なチョコレート」として認定。ギネスに認定された価格は1キロあたり43万ルピー。100グラムあたりの日本円に換算すると、100グラムあたり約6万7000円になります。





ITCのチョコレートやコーヒーなどの嗜好食品部門の最高執行責任者であるアヌジ・ラスタージ氏は「数カ月間にわたる研究開発の結果、インドのお客様に別次元のチョコレート体験を提供できる製品が完成しました。当社の絶え間ない努力によって、インドの皆様が誇りを持てるような一品になっています」とコメントしています。