韓国高官「GSOMIA維持は国益にそぐわず」
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の李泰鎬(イ・テホ)第2次官は1日、 ソウルで開かれた文化交流イベント「韓日交流おまつり2019 in Seoul」に出席し、日本から出席した鈴木憲和外務政務官と文化・人的交流など両国関係について意見交換を行った。
鈴木氏は韓国政府による軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了決定、韓国大法院(最高裁)が日本企業に賠償を命じた強制徴用訴訟問題に対する日本政府の立場をあらためて伝えた。
これに対し、李氏は日本政府が安全保障を理由に輸出管理の優遇対象国「グループA(旧ホワイト国)」から韓国を除外した状況の中、敏感な軍事情報交流を目的に締結した同協定を維持することは国益にそぐわないと説明した。
その上で日本の不当な輸出規制措置を速やかに撤回するよう促した。
両氏は、韓日間の問題解決に向けて外交当局間の意思疎通と協議を続けるとの意見で一致した。両国関係を安定的に発展させるためには民間交流が重要だとの認識を共有した。
鈴木氏は韓国政府による軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了決定、韓国大法院(最高裁)が日本企業に賠償を命じた強制徴用訴訟問題に対する日本政府の立場をあらためて伝えた。
その上で日本の不当な輸出規制措置を速やかに撤回するよう促した。
両氏は、韓日間の問題解決に向けて外交当局間の意思疎通と協議を続けるとの意見で一致した。両国関係を安定的に発展させるためには民間交流が重要だとの認識を共有した。