自治体活動、休んだら「罰金」です 住民を苦しめる 「出不足金」制度の悲惨な実態（千葉県・30代女性）
「出不足金」というものをご存じだろうか。簡単に説明すると、自治会や町内会の活動に参加できなかった場合に支払わなければいけない「罰金」のようなものだ。
今回ご紹介するのは、この出不足金に苦しめられているという千葉県の30代主婦の投稿だ。
彼女の所属する自治会では、活動を1度休むたびに5000円を支払う必要がある。そのため、わざわざ遠方に住む子供を呼んで、自分の代わりに自治会活動に参加してもらう住民まで出ているという。
出不足金制度の実態とは...（画像はイメージ） 「異論があるなら自治会を抜けてくれ」
私の地元は千葉県でもかなり田舎な地域です。かなり閉鎖的な地域ですが、自然豊かで海もある事から移住者も増えています。
住みやすく自然豊かで子育てにも良いのですが、自治会だけが煩わしいです。
特に2か月に1回の用水路掃除や農道の草刈りなどの作業が大変です。参加しない家庭はズルいとの事で、参加しない場合は「出不足金」と称して1回に5000円も払う事になります。
子供の行事と重なってしまいどうしても都合がつかなかった時、当日の夕方に役員が集金に来ました。当日ですよ！前もって用があるからと伝えて不参加なのだから、後日でもいいのにと思いました。
とにかく、出不足、出不足とうるさいんですよ。
高齢で作業に出られない近所のお年寄りは、作業の度に遠方に住む息子さんにわざわざ来てもらう始末。
本当は出不足金より息子の交通費の方が高くつくから、出不足金を払って済ませたいけど、作業に出ないのはズルいという雰囲気が漂っているのと、出不足金の集金で嫌な思いをするからそうしているとのこと。
出不足なんて本当にやめて欲しいです！
特に許せないのが、5月下旬にある「ゴミゼロ運動」です。ゴミゼロ運動なんて完全ボランティアなはずなのに、ゴミゼロ運動でさえ欠席すると出不足金徴収！！
数年前に移住者がゴミゼロ運動に出不足金を取るのはおかしいんじゃないかと意見したところ、出不足金はこの地区の制度だ！異論があるなら自治会を抜けてくれと言われていました。
この田舎で自治会を抜けると言うことは、住めないと言っても過言ではありません。ゴミも出せなくなり自分で20キロ離れたゴミ焼却場に持ち込む事になります。農道を使う事も許されなくなります。
結局、意見をした移住者は転居していなくなりました。
もちろん近隣の地区も出不足金制度があります。
地区によって金額は違いますが、3000円、5000円が多いです。
こんな田舎の風習、やめて欲しいです。
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