1984年に発売された「Macintosh 128K」からAppleのデジタル機器の歴史は30年以上にわたり続いていますが、「もしもこの初代Macintosh発売時からiPhoneを作成していたら?」というムービーがYouTube上で公開されています。時代を感じるレトロな雰囲気の中で姿を現すこれまで見たことのないデザインのiPhoneは、時代を感じるデザインながらもどこか洗練された雰囲気を持っており、「iPhoneケースに欲しい」と思わされるような見た目です。

If the iphone was created in the style of apples retro computers - YouTube

時代を感じさせる荒い画質の映像がスタート。チラリと映り込むレインボーカラーのAppleロゴ。



「Macintosh」の文字



初代Macintoshかと思いきや、薄い本体とテンキーのようなものが見え隠れします。



そして登場したのがコレ。初代Macintoshのデザインを参考に、「もしもiPhoneが1984年にリリースされていたら」をイメージして作成された「初代Macintosh風iPhone」です。



初代Macintosh風iPhoneは3DCGソフトのBlenderを用いて作成されたため、以下のような高画質の画像も公開されています。画面上には初代Macintoshに搭載されていたペイントソフトの「MacPaint」で描かれた「hello」という文字が表示されており、本体以外は忠実に1984年当時を再現しているといった感じ。



初代Macintosh風iPhoneを紹介するムービーは、1984年に初代Macintoshがリリースされた際にTVで流れたCMを模して作成されています。1984年に公開されたMacintosh 128KのTVCMは以下のムービーの最初に流れるものです。

Old macintosh ads (1984-85) - YouTube

初代Macintosh風iPhoneを紹介するムービーに続いて別の映像が流れます。こちらも画質は荒いですが、どこかで見たかのようなクリアパーツをあしらったiPhoneが登場。



黄・赤・緑・紫といった具合に、色とりどりのiPhoneが登場。









クルクルクル





いろんな角度で回転しまくり、360度あらゆる角度からiPhoneがチェックできます。







最後は、Appleの広告スローガンでもある「Think different」が登場。



これは1998年に発売されたiMacのデザインをベースとした「初代iMac風iPhone」でした。こちらも3DCGが公開されており、画面上の表示から、Mac OS 9.2で動作することがわかります。



初代iMac風のiPhoneを紹介する映像は、以下の初代iMacのTVCMを模倣して製作されたものです。

iMac CM Colors 〜She's a Rainbow〜 - YouTube

ムービーを作成したFuture Punkさんは、ムービーの中で使用したMacintosh 128K風iPhoneと、iMac風iPhoneの3DCGモデルを公開しており、以下のページから各10ポンド(約1400円)で購入可能です。

Future Punk

https://gumroad.com/futurepunk#



なお、3DCGや映像などを作成するクリエイターのFuture Punkさんは、アーティスト応援サイトのPatreonでパトロンを募集中です。