昭和家電からスズメバチまで「東京おもちゃショー2019」で見かけた渋いオモチャ
おもちゃの祭典「東京おもちゃショー2019」が東京ビッグサイトで開幕。この記事では、大人も楽しめそうな渋いオモチャをピックアップして紹介します。このイベントは6月15日〜16日が一般公開日となっており、誰でも無料で入場できます。
ダイヤル式テレビをモチーフにした「昭和スマアトテレビジョン」(税抜3980円)は、スマホを差し込んで実際に映像を視聴できます。専用アプリも用意され、Web動画のURLをテレビの「チャンネル」として登録できます。
ブラウン管テレビのお約束、「砂嵐」も再現。ご丁寧にも映像が途中で乱れ、砂嵐で見られなくなる機能が実装されています。砂嵐の解除は天板を手でコツンと叩くと直ります。昭和のカラーテレビよろしく、東京オリンピックを視聴するのにピッタリですね。
「昭和レコードスピーカー」(税抜4980円)はいかにもな昭和な見た目ながらBluetoothに対応。スマホと繋いでワイヤレススピーカーとして利用できます。
「昭和ミニラジカセ」(税抜5980円)は、手のひらに収まるラジオ。AM放送そのものは受信できませんが、ワイドFMに対応しているので、FM電波を利用したFM / AM放送が聴けます。録音機能もあり、指先サイズの「カセット」をスイッチとして再生可能。A面・B面それぞれの1データずつ各5分までの録音を残せます。
新商品の「昭和扇風機」(税抜3480円)はUSB電源で動作する卓上扇風機。首振りツマミやタイマー電源機能も用意するなど、意外と高機能です。
だんごむしの新シリーズでは熱帯地域に生息する「まんまるこがね」がラインナップ。コガネムシのような外見ですが、危険を感じたときにはダンゴムシのように丸くなるという性質を持つ甲虫です。また、冬には深海生物の「だいおうぐそくむし」も登場予定です。
また、新シリーズでは骨格をリアルに再現した「かめ」を発表。今後も生物をリアルに再現するカプセルトイを展開していくとのことで、会場では「すずめばち」と「おおかまきり」の試作品が展示されていました。
カブトムシのようなメジャーな虫ではなく、なぜスズメバチにオオカマキリという渋い昆虫を選んだのか。企画者いわく「カブトムシではどのメーカーも同じように作れるが、スズメバチやカマキリでは造形美が腕の見せ所となる上、ギミックの表現でバンダイの技術が生かせる」とのこと。リアルな生物の造形にこだわるこのシリーズの勢いは止まることがなさそうです。
トイオはさまざまなセンサーを搭載したブロックと、ボタンがついたリングがセットになったおもちゃ。さまざまな遊びができる追加パッケージが順次発表されています。
トイオ・ドライブではブロックをクルマに、リングをハンドルに見立てて、リングを回す動きでクルマを操作できるようにしています。直感的なハンドル操作ですが、上手くコントロールするのは意外と難しく、ハンドルを切りすぎてクルクル回転してしまうこともしばしば。大人も子どもも一緒に楽しめる難易度に仕上がっています。
クルマ型のブロック用カバーや専用シートなどが付属し、レースやカーチェイスといった遊びができます。工作を組み合わせた遊びができるのもtoioならではのポイント。トイオ・ドライブではレゴやペーパークラフトなどを組み合わせて、自分だけのクルマをデザインできます。
▲来場者には日産セレナのtoioカバー(ペーパークラフト)が配布されます
▲動画配信サイトの人気者から人気ゲームのアイドル、CMでお馴染みの院長まで......
関連記事:<平成生まれ記者が「メガドライブ ミニ」を体験してみた
■ニクい機能も再現した「昭和のテレビ」
タカラトミーアーツの「ザ・昭和シリーズ」は、昭和の家電をモチーフにしたミニチュアトイ。どの製品もレトロな見た目のオモチャに見えて、中途半端に実用的な機能を備えています。現在3製品が販売されており、ミニチュア扇風機「昭和扇風機」が6月27日に発売となります。ブラウン管テレビのお約束、「砂嵐」も再現。ご丁寧にも映像が途中で乱れ、砂嵐で見られなくなる機能が実装されています。砂嵐の解除は天板を手でコツンと叩くと直ります。昭和のカラーテレビよろしく、東京オリンピックを視聴するのにピッタリですね。
タカラトミーアーツの「ザ・昭和シリーズ」。なかでもテレビは画面にスマホアプリを使うというアイデア商品です。砂嵐状態を叩いて直すというニクいギミック付き。 pic.twitter.com/eLZFKTt16S
- 石井 徹 (@ishiit_aroka) 2019年6月14日
「昭和レコードスピーカー」(税抜4980円)はいかにもな昭和な見た目ながらBluetoothに対応。スマホと繋いでワイヤレススピーカーとして利用できます。
「昭和ミニラジカセ」(税抜5980円)は、手のひらに収まるラジオ。AM放送そのものは受信できませんが、ワイドFMに対応しているので、FM電波を利用したFM / AM放送が聴けます。録音機能もあり、指先サイズの「カセット」をスイッチとして再生可能。A面・B面それぞれの1データずつ各5分までの録音を残せます。
新商品の「昭和扇風機」(税抜3480円)はUSB電源で動作する卓上扇風機。首振りツマミやタイマー電源機能も用意するなど、意外と高機能です。
■キャッシュレスガシャポン、コード決済対応に
バンダイが4月から展開している「スマートガシャポン」。Suicaなど交通系電子マネーを使って買えるガシャポン(カプセルトイ)販売機です。来週6月17日以降、一部の筐体ではQRコード決済にも対応。PayPayやLINE Pay、WeChat Pay、Alipayのコード決済でピピッと購入できます。決済完了後、ハンドルを回してカプセルを落とすのは普通のガシャポンと同じです。関連記事:
「ガシャポン」までキャッシュレス、Suica対応で初稼働
「ガシャポン」までキャッシュレス、Suica対応で初稼働
■話題のだんごむしガシャポン、次はコガネムシやグソクムシも
「カプセル本体がフィギュア」というギミックとリアルさ(気持ち悪さ)で話題を呼んだバンダイの「だんごむし」シリーズ。さまざまな生物をリアルに再現した新展開があります。だんごむしの新シリーズでは熱帯地域に生息する「まんまるこがね」がラインナップ。コガネムシのような外見ですが、危険を感じたときにはダンゴムシのように丸くなるという性質を持つ甲虫です。また、冬には深海生物の「だいおうぐそくむし」も登場予定です。
また、新シリーズでは骨格をリアルに再現した「かめ」を発表。今後も生物をリアルに再現するカプセルトイを展開していくとのことで、会場では「すずめばち」と「おおかまきり」の試作品が展示されていました。
カブトムシのようなメジャーな虫ではなく、なぜスズメバチにオオカマキリという渋い昆虫を選んだのか。企画者いわく「カブトムシではどのメーカーも同じように作れるが、スズメバチやカマキリでは造形美が腕の見せ所となる上、ギミックの表現でバンダイの技術が生かせる」とのこと。リアルな生物の造形にこだわるこのシリーズの勢いは止まることがなさそうです。
■ブロックトイでカーレース「toio」の新パッケージ
ソニー・インタラクティブエンタテインメントがPlayStationと並ぶ事業として展開しているデジタル知育玩具「toio(トイオ)」。東京おもちゃショーの開催にあわせて、新パッケージ「トイオ・ドライブ」が発表されました。2019年秋の発売です。トイオはさまざまなセンサーを搭載したブロックと、ボタンがついたリングがセットになったおもちゃ。さまざまな遊びができる追加パッケージが順次発表されています。
トイオ・ドライブではブロックをクルマに、リングをハンドルに見立てて、リングを回す動きでクルマを操作できるようにしています。直感的なハンドル操作ですが、上手くコントロールするのは意外と難しく、ハンドルを切りすぎてクルクル回転してしまうこともしばしば。大人も子どもも一緒に楽しめる難易度に仕上がっています。
クルマ型のブロック用カバーや専用シートなどが付属し、レースやカーチェイスといった遊びができます。工作を組み合わせた遊びができるのもtoioならではのポイント。トイオ・ドライブではレゴやペーパークラフトなどを組み合わせて、自分だけのクルマをデザインできます。
▲来場者には日産セレナのtoioカバー(ペーパークラフト)が配布されます
■令和の人生ゲームはお金ではなくフォロワーが大事!
「人生ゲーム」シリーズで世相や流行を反映したボードゲームを作り続けてきたタカラトミー。最新の「人生ゲーム+令和版」のテーマは「インフルエンサー」。アイテムを集めてインフルエンサーになり、お金ではなく「フォロワー」を多く獲得した人が勝利というゲームです。「インフルエンサーカード」を見てみると、どこかで見たような有名人がちらほら......。6月より発売中で、価格は3980円です。▲動画配信サイトの人気者から人気ゲームのアイドル、CMでお馴染みの院長まで......
■「メガドライブ ミニ」試遊してみた
このほか、セガブースでは「メガドライブ ミニ」の試遊筐体を展示していました。体験レポートは以下の記事をご覧ください。関連記事:<平成生まれ記者が「メガドライブ ミニ」を体験してみた