時折、熱くなりすぎる場面が見受けられるポドルスキ photo/Getty Images

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ヴィッセル神戸に所属する元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキのとった行動が、海外でも注目を集めている。

20日に行われた明治安田生命J1リーグ第8節で、神戸は浦和レッズとアウェイで対戦した。フアン・マヌエル・リージョ監督が退任するとともに吉田孝行氏が指揮官に復帰し、新たな体制で臨んだ神戸だが、開始10分にPKで失点。その後、ゴールを奪い返すことができずに0-1で敗戦し、3連敗を喫している。

リージョ監督が辞任した直後に、キャプテンを降りることを発表したことで、この日はキャプテンマークを巻かずにプレイしていたポドルスキ。SNSで「キャプテンマークは返しても変わらないのは、これからもみんなのリーダーとしてチームを引っ張って行くこと」と明かしていた。そんなキャプテンシーをもってこの試合へ臨んだと思われるが、少々熱くなりすぎ、行き過ぎた行動を取ってしまったのかもしれない。

問題のシーンは1点ビハインドで迎えた59分。ボールがタッチラインを割った際、ポドルスキは素早くリスタートをしようとして手元にボールを要求したが、ボールボーイは転がしてボールを渡した。これに対してポドルスキは少しイラっとしてしまったのか、ボールボーイに対してドイツ語で「ボールをよこせ、クソ野郎」のような暴言を吐いていたようだ。ちょうど近くの音声マイクがその発言を拾っており、ドイツメディア『sport1』などが報じた。

そして、この件についてポドルスキの生まれ故郷であるポーランドメディアも注目(ポドルスキはポーランド生まれのドイツ育ち)。『SUPER EXPRESS』は「ポドルスキがとんでもない行動。少年に暴言を吐いた。選手たちは試合中、メンタルのコントロールを失うことが多々あるが、時々それがピッチ外へ向けられることがある」と取り上げている。もしかしたら今後、何かしらの処分が科される可能性も。