「ベルサイユのばら」の原作者で知られる池田理代子が、2月1日(金)公開の映画『雪の華』からインスパイアを受けたオリジナルビジュアルを描き下ろした。

池田理代子 描き下ろしオリジナルビジュアル (C)池田理代子プロダクション

中島美嘉の名曲「雪の華」を映画化した本作。登坂広臣×中条あやみが共演し、フィンランドでの長期ロケを敢行した。登坂が演じるのは、ガラス工芸家を目指すぶっきらぼうだがまっすぐな青年・綿引悠輔。中条が演じるのは、幼い頃から病弱で、余命宣告を受けながらも憧れの地<フィンランド>に行くことを夢見る平井美雪。監督を『orange-オレンジ-』『羊と鋼の森』で知られる橋本光二郎が務め、脚本を『8年越しの花嫁 奇跡の実話』「ひよっこ」など数々の名作映画・ドラマを生み出してきた岡田惠和が担当する。

45年を経てなお、燦然と輝き続け、世界中の人々を魅了して止まない不朽の名作「ベルサイユのばら」。池田理代子が描き下ろしたビジュアルには、北欧フィンランドの煌びやかなオーロラと、美しい雪景色の中で、切ない涙を流す美雪に寄り添う憂いを帯びた表情の悠輔と、ひっそりと肩を寄せ合い手を繋ぎ、後ろを振り向く2人の姿が描かれている。期間限定の消えゆく恋の切なさが感じられる印象的なビジュアルとなっている。

映画を観た池田は、王道のラブストーリーを真っすぐに描いた作品の世界観と俳優としての登坂広臣に魅せられ、「恋の始まる美しい瞬間が、現代における清涼剤のようです。王道の恋物語、それに、登坂さん、中条さん、がぴったりとはまりました。ヒロインの命はいつまで続くのか、手をつないで見返りながら向こうに去っていく二人の姿に、私なりの回答をそえました」とコメントを寄せ、身分違いの愛に悩み苦しみ、愛する者を想いながら死を遂げる物語を描いた池田理代子にしか描けない、悠輔と美雪の最後の恋の一瞬の輝きが収められている。

映画『雪の華』は2月1日(金)より全国公開

(C)2019映画「雪の華」製作委員会

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