『ミスター・ガラス』NYプレミア開催 M.ナイト・シャマラン、ブルース・ウィリスらが集結
映画『ミスター・ガラス』のニューヨーク・プレミアが現地時間16日に行われた。主演のブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソン、ジェームズ・マカヴォイと、監督M.ナイト・シャマランがレッドカーペットに登場した。
『アンブレイカブル』『スプリット』のM.ナイト・シャマランが監督を務める本作は、“自分が人間を超える存在だと信じている”3人の特殊な能力を持つ男を主軸に、フィラデルフィアのある施設を訪れた精神科医のステイプルが、すべて彼らの妄想であることを証明しようとする“禁断の研究”を描くサスペンス・スリラー。
『アンブレイカブル』の主人公、不死身の肉体を持つデヴィッド・ダン役のブルース・ウィリス、生涯で94回も骨折した壊れやすい身体を持つ“ミスター・ガラス”役のサミュエル・L・ジャクソン、24もの人格を持つ多重人格者“ケヴィン”役のジェームズ・マカヴォイが共演を果たす。
当時から続編製作を心に秘めていた作品が遂に公開される事について、シャマラン監督は「とてもワクワクしているよ。世界中で試写を観た人から良い感想や称賛を聞いているから、今夜のプレミアでも同じような声が聴けることを楽しみにしているよ」とコメント。さらに、「既に会場には笑いがある。上手くいけばいいなと思うよ」と公開を待ち望むファンへ熱いメッセージを寄せた。
18年間の間、事あるごとにシャマラン監督に「続編はまだなのか?」と尋ねてきたと言うブルース。シャマラン監督とのタッグは『シックス・センス』『アンブレイカブル』『スプリット』に次ぐ4作目となる。『ダイ・ハード』などで肉体派俳優として人気を誇ったブルースが、強く根付いていたそのイメージを破り、演技派俳優と呼ばれるようになったのはシャマラン監督への出演がきっかけだった。イベント中もシャマラン監督と談笑するなど、公私共に深い絆で結ばれていることを感じさせた。
サミュエル・L・ジャクソンも、18年ぶりの続編についてファンからの反響がやまないと言う。「観客の皆さんは、続編を待ち望んでいてくれたみたいだね。私のSNSにもコメントが殺到し続けているよ。「続編はやらないんですか、公開はいつですか、『ミスター・ガラス』の続編をお願いします…」ってね」と語り、SNS上でもファンが続編を熱望していた事を明かした。
さらに、『スプリット』で24の人格を持つケヴィンを演じたジェームズ・マカヴォイはブルース、サミュエルとの共演について語る。「彼らは僕が子供の頃からのスターだから、ずっと見てきたよ。彼らがすごいのはただ歳を重ねているだけではなく、現代の最高の俳優と言える存在だからだね」。また、マカヴォイ自身数々のヒーロー映画に出演しているが、本作は一味違ったスーパーヒーローの物語だとも語った。
イベントには4人の他にも、ダン、ミスター・ガラス、ケヴィンの“自分自身がスーパーヒーローだと信じている”誇大妄想を解こうとする精神科医ステイプルを演じるサラ・ポールソン、ケヴィンが唯一心を通わせる少女ケイシー役のアニヤ・テイラー=ジョイ、ダンの息子役を続投したスペンサー・トリート・クラークが登壇した。
映画『ミスター・ガラス』は1月18日(金)より全国公開
(C)Universal Pictures
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