本田圭佑(写真:Getty Images)

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15日、テレビ朝日「報道ステーション」では、「見たことのない対談が実現」として、サッカー・本田圭佑とテニス・錦織圭の対談を放送。2人の対談は、「久しぶりっすね。(ブリスベン国際の優勝)おめでとうございます」と本田が声をかけると、錦織が「いいスタートが切れて」と返答。本田は「楽しみですね、全豪」と返して始まった。

まずは錦織が本田の「挑戦」について質問。選手、監督、オーナーなど一人で何役もこなす本田は「楽しいという感情が僕自身が最も感じる時というのは、『昨日できたことを今日やること』ではなくて『今できないことを今やること』の方が楽しい。それの幅がちょっと普通の人より広い」と話す一方で、「そんなカッコつけていえることではなくて結構やりすぎてやばいまたやっちゃって。『これケツ拭くの俺やぞ』とか思いながら、正直どうけじめつけようかなと困ってる時もある」と本音も。

また「結果」をテーマに質問した錦織が本田に「結果を出してる」と話すと、本田は「錦織さんの方が僕より100倍出していますから」と苦笑い。さらに世界ランキング4位になった錦織について「サッカーに置き換えてみたら、俺100位に入ってないなって思ったら4位って本当にすごい」としみじみ。

その上で本田は、錦織のライバル打倒について言及すると、錦織は「今1番勝ちたいのはジョコビッチですね。彼の強さっていうのは他の選手とまた違って、ナダルとかフェデラーは爆発力がある強さなんですけど、ジョコビッチの硬さというか堅実さ。これを崩すっていうのは今の自分にはできてない部分」としながらも、「彼とやるのは凄い楽しみ」という。

世界最高峰で戦いながらも無邪気に試合を楽しみと語る錦織を見た本田は「すごいっすよね。サッカー界でいったらメッシみたいなもんで、そことマンツーマンやらんとダメなんですよね。想像できない」などと驚きを隠せずにいた。