「詰めへの甘さ、考えの甘さを露呈」 中山雅史氏がトルクメニスタン戦に指摘
9日、サッカー日本代表はアジアカップのグループリーグ初戦を迎え、トルクメニスタン代表と対戦。前半26分、アマノフのミドルシュートで先制点を許すも、後半、大迫勇也が立て続けに2ゴール。逆転した後の71分には堂安律が3点目のゴールを決めた。だが、78分にはトルクメニスタンにPKを許し1点差に詰め寄られるなど、日本代表は3-2で勝利を飾りながらも厳しい船出となった。
すると同夜、テレビ朝日「報道ステーション」では、サッカー解説者・中山雅史氏が開催地アラブ首長国連邦からレポート。同一戦を振り返った。
「やはり初戦は難しい試合になりましたね」と切り出した中山氏。日本代表のスタメンについては、「ロシアW杯のメンバーを中心とした戦いをしているのかなと。冨安(健洋)、堂安、南野(拓実)というフレッシュな名前も連ねています。ただ、ディフェンスラインは経験ある選手でまとめているのかなという印象」などと語った。
また、日本代表が辛勝した試合内容について、「初戦の難しさを体感できた」とした中山氏は、「まだまだ甘さが出てしまった」と続けると、アマノフに打たれたミドルシュートに「全くフリーでシュートを打ってる」と指摘した。
その上で「相手選手が前線に2人いる中、その選手に誰がマークにいくのか、カバーに誰が入るのか、ボール保持者に対して誰がプレスに行くのかハッキリしていない。誰か行くだろう、誰か行くだろう、この辺だったらまだ大丈夫だろうという間に打たれてしまった」と所感を述べると、「詰めへの甘さ、考えの甘さを露呈した」とも――。
それでも中山氏は、「アジアといえども、まだまだもっと前に詰めなければいけない。もっと意識を高くしなければいけないっていうものをここで肌を持って感じられたのは収穫かもしれません」と前向きに語った。
「やはり初戦は難しい試合になりましたね」と切り出した中山氏。日本代表のスタメンについては、「ロシアW杯のメンバーを中心とした戦いをしているのかなと。冨安(健洋)、堂安、南野(拓実)というフレッシュな名前も連ねています。ただ、ディフェンスラインは経験ある選手でまとめているのかなという印象」などと語った。
また、日本代表が辛勝した試合内容について、「初戦の難しさを体感できた」とした中山氏は、「まだまだ甘さが出てしまった」と続けると、アマノフに打たれたミドルシュートに「全くフリーでシュートを打ってる」と指摘した。
その上で「相手選手が前線に2人いる中、その選手に誰がマークにいくのか、カバーに誰が入るのか、ボール保持者に対して誰がプレスに行くのかハッキリしていない。誰か行くだろう、誰か行くだろう、この辺だったらまだ大丈夫だろうという間に打たれてしまった」と所感を述べると、「詰めへの甘さ、考えの甘さを露呈した」とも――。
それでも中山氏は、「アジアといえども、まだまだもっと前に詰めなければいけない。もっと意識を高くしなければいけないっていうものをここで肌を持って感じられたのは収穫かもしれません」と前向きに語った。