【MLB】投手・大谷の今季中復帰を球団関係者は「楽観視」 米メディアが伝える
MLB公式テレビ局「MLBネットワーク」で大谷を特集
エンゼルスの大谷翔平投手は現在、打者としての試合出場に専念する一方、右肘靱帯損傷からの投手復帰プログラムを進めているところだ。大谷自身は今季中のメジャーマウンド復帰を目標にしているが、それ以上に周囲はその復帰を心待ちにしている。地元テレビ局でも“二刀流復活のXデー”について特集を組むなど、投手・大谷の動向にアメリカでも熱い視線が注がれている。
MLB公式テレビ局「MLBネットワーク」で人気の「ランダウン」というコーナーでも、投手・大谷復活について特集。その中で、エンゼルスタジアムからの中継で登場したレポーター、トレント・ラッシュ氏は「もちろんです。エンゼルスは間違いなくショウヘイ・オオタニを先発ローテーションで起用する可能性があります」と語った。
開幕以来、エンゼルスの投手陣は怪我人続出で野戦病院状態。右腕エースのギャレット・リチャーズ投手がトミー・ジョン手術で長期離脱となることも決まった。マイク・ソーシア監督にとって、先発投手は喉からでが出るほど必要な存在だ。大谷は、まだ投球練習を再開したばかりで、すぐにはマウンド復帰できないが、チームにとって大谷の前進は朗報に違いない。
同時に、チームは大谷は今季中に投手復帰することに強い手応えを感じているという。「エンゼルス球団職員や関係者に聞くと、彼らは今年中に(オオタニが)投手として復帰できると楽観的です」と、ラッシュ氏は球団内に漂う温度感を指摘した上で、復帰時期については「おそらくは9月あたり」と分析した。
はたして、投手・大谷は9月に無事復帰し、打席と合わせた二刀流の活躍でチームを勝利に牽引できるのだろうか。(Full-Count編集部)