エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

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2試合連続「2番・DH」も快音響かず打率は.270まで低下、チームは2戦連続2桁得点

 エンゼルス大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地ホワイトソックス戦に「2番・DH」で2試合連続スタメン出場も、5打数無安打に終わった。チームは12-8で勝利し、2連勝を飾った。

 エンゼルスは初回にトロピアーノがアブレイユに先制ソロを浴びるも、その裏にカルフーンが同点ソロ。大谷は同点で最初の打席に入ったが、右腕コービーの内角高めへのツーシームに見逃し三振。前日から3打席連続見逃し三振に倒れた。

 トロピアーノは2回にもパルカにソロ本塁打を被弾。1-2となって迎えた3回、大谷は1死二塁の好機で打席に立つも、痛烈な打球は二塁手の正面に飛びニゴロに終わった。しかし、その後、アップトンにタイムリーが飛び出し、エンゼルスは同点に追いついた。

 4回にはキンズラーのソロ本塁打で1点を勝ち越し。大谷は5回先頭で第3打席を迎えるも、ここもニゴロに倒れる。だが、エンゼルス打線はこの後に好機を作り、シモンズの2点三塁打に相手失策が絡んで一気に3点を加えた。

 大谷は6回1死二塁の好機では2番手左腕セデーニョのカーブを打つも右飛。エンゼルスは7回にトロピアーノが3被弾で1点差に迫られるも、その裏にアルシアがメジャー初ヒットとなる3ラン。試合前に正捕手のマルドナードが同地区のライバル・アストロズに電撃トレードされたが、代わりにこの試合でメジャーデビューを飾った28歳のスタメン捕手が大仕事をやってのけた。大谷は直後の7回2死二塁の場面でも一ゴロに倒れ、今季初の“5タコ“。打率は.270に低下した。

 大谷に快音は響かなかったものの、エンゼルスはその後も追加点を入れ、前日の11得点に続いて12得点の猛攻。2連勝を飾った。(Full-Count編集部)