【MLB】大谷女房役の正捕手マルドナード、アストロズに電撃放出「少し驚いたが…」
エンゼルスからライバル球団にトレードで放出
エンゼルスは26日(日本時間27日)、アストロズに正捕手のマーティン・マルドナードをトレードで放出したことを発表した。代わりにマイナーの若手左腕パトリック・サンドバル投手、25万ドル(約2780万円)のインターナショナル・ボーナスプール(海外若手選手との契約枠)を手にしている。
マルドナードは昨季ゴールドグラブ賞を獲得した31歳。今季加入した大谷翔平投手の女房役としても信頼関係を築き、大きな役割を果たしていた。強肩を誇り、キャッチング技術も高く、打撃では今季打率.223、5本塁打、32打点の成績を残している。
昨季世界一のアストロズは強打を誇る正捕手のブライアン・マッキャンが故障中。捕手の補強を画策していた。マルドナードは「少し驚いたが、同時に自分が(今季終了後に)フリーエージェントになることも分かっていた。そして、我々(エンゼルス)は思うようにプレーできていなかった。結局のところ、ビジネスなんだ。チームのためにベストを尽くさなくてはならない」と話した。
メジャーでは、プレーオフ進出が厳しくなったチームが契約終了間近の主力を優勝を狙うチームに放出し、再建のために代わりに若手有望株を獲得するトレードが7月終了間際に活発化する。(Full-Count編集部)