バーランダーから二塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

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ベテラン右腕の154キロ内角速球を鋭くスイング

 エンゼルス大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、「5番・DH」で先発出場した本拠地アストロズ戦で、第2打席に右翼フェンスに達する二塁打を放った。対峙したのは、メジャー屈指の右腕バーランダー。前回は4打数3三振、この日も第1打席はセーフティバント失敗だった相手から快音を響かせた。

 2点を追う4回1死一塁。打席に立った大谷は2ボールからの3球目95.7マイル(約154キロ)の内角速球を鋭く振り抜き、右翼フェンスに達する大きな二塁打とした。米スポーツ専門局「ESPN」のオールデン・ゴンザレス記者のツイートによると、あとひと伸びでホームランという大きな打球の初速は106マイル(約171キロ)だったという。

 さらに、これが大谷にとって今季19本目の長打で、長打率は.517と5割を超えた。ゴンザレス記者は「大谷の長打率は.517。リーグ平均よりも.109も上回っている」と伝え、大谷のパワーを称えた。

 ここまで完敗していた右腕から、通算6打席目で快音を響かせた24歳。第3打席もまたヒットが生まれるのだろうか。(Full-Count編集部)