サガン鳥栖への加入が決まったトーレス【写真:Getty Images】

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8カ国争奪戦の末にJリーグ入り 約2万円のユニフォームは「全くもって安くない」

 元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは現地時間10日、J1サガン鳥栖への加入を発表した。

 7月下旬にはJリーグデビューの可能性があり、日本のサッカーファンも心を踊らせているが、スペイン紙は新ユニフォームの「金額」に注目を寄せている。

 今季限りでアトレチコ・マドリードを退団したトーレスは、中国やアメリカ、オーストラリアからの関心が取り沙汰されてきた。また、鳥栖移籍発表後にはフランス、イングランド、ドイツ、スペインからもオファーがあったことが明らかになり、引く手数多のなかでJリーグ挑戦を決断したようだ。

 リバプールやチェルシー、ACミランとビッグクラブで活躍してきたトーレスは、日本での人気も絶大。鳥栖移籍で日本のサッカーファンも沸くなか、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、「トーレスのユニフォームはすでに販売、値段は143ユーロ! 衝撃的だ」と特集を組み、その金額に驚いた様子を見せている

「トーレスのユニフォームは全くもって安くない。日本のクラブは1万8900円の値札をつけた。それは換算すると、143ユーロになる。この購入額は非常に高いものだ。だが、日本ではそれほど珍しくない金額のようだ。例えば、アトレチコのレプリカユニフォームも、値段はそれほど変わらない。ちなみにサガン鳥栖は、トーレスの子供用ユニフォームも136ユーロ(約1万7800円)に設定している」

 日本で販売されているユニフォームの価格は、海外ファンから見ると悲鳴を上げたくなる設定なのかもしれない。


(Football ZONE web編集部)