竹島(韓国名:独島)ってどんなところ? 実際に行った人に話を聞いてみた「島に上陸できるのは20分間だけ」
2月28日、潜入ライターのニポポ氏が“怪しい”情報を紹介しまくる破天荒チャンネル「超ニポポの怪しい動画ワールド」(毎週水曜日21時)が配信された。
ゲストには、元朝鮮総連職員という異色の経歴を持ち「実録・北の三叉路」の著書でも知られるライター・安宿緑氏が登場。
本記事では安宿緑氏が、領土問題に揺れる「竹島」(韓国名:独島)へ上陸した際のエピソードをお届けしたい。
太極旗と竹島(撮影:安宿緑) 領土問題に“関心なし”竹島の近隣島民の声 左からニポポ氏、安宿緑氏ニポポ:
竹島は実際どのくらいのサイズ感なの?安宿緑:
サイズ感は30分で一周出来るくらいの大きさですね。ニポポ:
あーそんなもんなんだ。安宿緑:
東島と西島っていうのがあるんですけど、私は片方だけ行きました。どっちも本当に小さくて。ニポポ:
ふーん! 東島と西島っていうのは近いの?安宿緑:
船で10分くらいかなっていう感じですね。ニポポ:
けっこう離れてるんだね。安宿緑:
上陸すると二十分制限があるんですよ。天然記念物なので二十分経つとサイレンが鳴って、みんな船に戻るんです。
番組内で“竹島”の話題が進む中、ニポポ氏が「これ平地とかインフラあるの?一時期、定住者も募集してましたよね?」と疑問をぶつけると、これに安宿緑氏は「それ私も問い合わせたんですよ。そしたら普通に“もうやってない”って言われましたね。希望者がいれば止めはしないみたいな感じで」と解答。
波の荒い海域のため、竹島へ実際に上陸できる機会は年に10回程度とのこと。船を桟橋へ着けられない場合は、島の周りをぐるりと回って帰港してしまうそうだ。(撮影:安宿緑)さらに安宿緑氏は定住者がいる近隣の島へも上陸したという。そこで島民に竹島(韓国名:独島)について取材を行うと、驚くほど関心が薄かったそうで、ニポポ氏も「領土問題について、竹島の近くに住む人たちは関心無い感じ?」と切り出すと「あんまりこっちまで情報が行ってないみたい」「島民は全く関心ない」とその温度差を語った。
続けてニポポ氏が「それでも漁場としてだったり資源的な意味合いで重要だったりしないの?」と問いかけると、安宿緑氏は「それ私も気になって聞いてみたんですよ。そうしたら、基本的に漁は近海で出来るらしくて、不漁の時には竹島の方まで行くことはあるけど、ほとんど行かないって。行っても捕れるのホヤとかだし」と回答。
最終的には「どうでもいい岩みたいなものを巡って日韓の関係が悪化してるわけ?」といった問題提起もなされ、答えは賛否両論あれど希少な体験に触れることができる放送となった。(了)
本放送では竹島へ上陸した話題の他に、ニポポ氏の楽曲著作権が驚くべき人物に横取りされたエピソードや、安宿緑氏の知人の多くが取材素材を大手メディアに無断吸い上げされているという暴露話も展開された。ノーカット版をご覧になりたい方は上記バナーからどうぞ(会員限定)。 出演者情報■ニポポ(fromトンガリキッズ)(@tongarikids)
2005年スーパーマリオブラザーズ楽曲をフィーチャーした「B-DASH!」にて スマッシュヒットを飛ばすも、実は当時探偵会社勤務。その後は潜入ライターとして北朝鮮をはじめとする様々な危険スポットや 宗教団体、心霊スポット、珍スポットへの取材を手がけておりイベント出演も多数。 また団塊ジュニア的昭和グッズコレクターとして私設資料館も持つなどその活動と知識は幅広い。
■安宿緑(@yasgreen615)
2000年代に某報道機関で主幹を務めた後、韓国芸能やスポーツ取材などを経て現在は週刊誌編集を中心に時々月刊誌、ウェブなどで独自の情報源を頼りにシコシコと労働中。海外取材も時々行う。根っからの小心者であることと、情報源とのしがらみなどで無記名と複数のペンネームを使い分けるビビり。主な分野は裏社会、しょうもないカルチャー(サブカルにあらず)、北朝鮮、韓国、その他海外事情、夜の街の婚活事情、スピリチュアルの嘘と真実など。芸能も少し。
ブログ:「ライター安宿緑の北朝鮮ブログ」
著書:「実録・北の三叉路」