スマホや携帯電話の支払いで、まだ損をしているの？ 意外と高い「請求書払い」の注意と変更の仕方
・銀行口座からの自動引き落とし
・クレジットカード払い
といった支払いを思い浮かべる人も多いでしょう。
このほかの支払い方法に、いまもコンビニなどで見かける「請求書払い」もあります。
「請求書払い」とは、
郵送されてきた紙の請求書・払込用紙を銀行やコンビニの窓口で支払います。
この「請求書払い」ですが、現在では、
請求書で支払っているという人は、正直に言ってしまうと「もったいない」といえます。
その理由は、「払込票」を使っての支払いでは必ず「手数料」が取られるからです。
今回は、
・払込票での支払いにかかる手数料
・銀行口座やクレジットカードでの支払いへの変更方法や注意点
これらについてご紹介します。
○請求書での支払いは100円〜余計に手数料が発生している
毎月届く請求書、実は有料です
毎月のスマートフォンや携帯電話の料金を、コンビニや銀行の窓口で「請求書払い」で支払っている場合、
100円ほどの「手数料」が上乗せされています。
これは請求書の内訳に含まれている場合もあれば、コンビニなど支払いを行うなど窓口で手数料を請求される場合もあります。
どちらのケースであっても請求書で支払う場合は、利用料金よりも高い手数料込みの料金を支払っているのです。
参考までに大手携帯電話各社の請求書支払いで発生する「請求書発行手数料」は以下になります。
・NTTドコモ … 100円
・au … 300円
・SoftBank … 200円
また、上記以外にも支払いを行う場所によっては、数十円〜数百円の手数料が上乗せされるケースもあります。
さらに、銀行口座からの引き落としの場合でも、「紙の請求書・内訳を郵送」にしていると、請求書の発行手数料が別途発生します。
少しでも携帯電話料金の支払いを安くしたい場合には
・請求書(払込用紙)での支払いをやめる
・請求書はWebで確認する
といった方法に変更し、携帯電話の会社から手紙が一切来ない状態にするといいでしょう。
○銀行口座からの引き落とし、クレジットカードでの支払いに変更する方法
お手持ちのキャッシュカードやクレジットカードですぐに変更可能
では、毎月の携帯電話の料金を安くするためには、請求書での支払いから銀行口座からの自動引き落とし、またはクレジットカード支払いに変更する必要があります。
支払い方法の変更は、面倒なの？ と心配、敬遠しがちですが、
変更方法は、いたって簡単なのです。
料金プランの変更などと同様に、
・携帯電話会社のショップ
・Webの申込サイト
どちらでも、変更ができます。
携帯電話会社のショップで変更する場合は、
・通帳、印鑑を持って行く（銀行口座引き落とし）
・キャッシュカードを持って行く（銀行口座引き落とし）
・クレジットカードを持って行く（クレジットカード支払い）
変更したお支払い方法にあわせて、上記を持っていくだけで手続きが行えます。
例えば、銀行口座番号やクレジットカード番号を暗記していても、手続きを行う店頭では間違いがないかの確認などを行うのに、スタッフの目視での確認を行うよう決まっていますので、必ず用意してからショップへ行くようにしましょう。
Webで手続きを行う場合は、
・「現在の契約内容の変更」
・「支払い方法の変更」
といったメニューから行います。
※各社のサイトにより表記には違いがあります。
ここで銀行口座、クレジットカードの情報を入力すれば速やかに変更の手続きが行われます。
支払い方法の変更で注意すべき点は、
・新しい支払い方法は最短で「翌月の請求分」から適用される
つまり、手続きを行った月の請求は、今まで通り「請求書」での支払いとなります。
変更を行ったタイミング次第では、支払い方法の変更が「翌々月の請求分」からになる場合もあります。
手続きを行ってから2ヶ月程度は、郵便受けに「請求書」が届いていないか確認を怠らぬようにしましょう。
銀行口座の自動引き落とし
クレジットカードでの支払い
これらに変更することで、
・払込用紙をなくした
・忙しくて支払いに行けずに滞納した
などのトラブルで、スマートフォンや携帯電話の利用が止められて使えなくなった、といった事態も防げます。
また最新機種を「分割」購入する場合、
過去に毎月の料金の支払いがある婆合、分割での購入が行えないこともあります。
毎月の料金を安くするだけでなく、快適に携帯電話を利用する上でも。支払い方法の変更は、是非。行っておきたい手続きでもあります。
余談ですが、銀行口座からの自動引き落とし、クレジットカードでの支払いは、
ATMの時間外手数料が無料になる特典が利用できる銀行もあったり、ポイントが貯まったりする特典も得られることもあります。
このあたりも含め、請求書支払い以外の方法は「お得」が溢れていますので、今一度契約内容の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
迎 悟
