冬になったら誰でも一度は言ったり、言われたりするのが「もつ鍋食べに行こうよ!」。

コラーゲンたっぷりのスープにぷるっぷるのモツとたっぷり野菜でヘルシーなもつ鍋は、どんな女子でも喜ぶもの。

女子会によし、デートにだって使えちゃうもつ鍋店をご紹介!



1人前¥1,400(2人前〜)
事前予約必須の裏メニュー。美肌効果抜群の『やましょう』の“ジンジャーもつ鍋”

「予約しないと食べられない裏メニューを食べに行かない?」。そんな誘い文句が使える『やましょう』のジンジャーもつ鍋。人形町店限定の鍋で、本来は春夏限定のメニュー。

それ以外の季節は裏メニューとして、事前の予約がないと食せない幻のメニューとして知る人ぞ知る存在となっている。



プルプルとしたゼリ一状のスープは、煮込むにつれ濃厚なスープに変化。〆はもちもちの食感が楽しめる九州直送のちゃんぽん麺で楽しもう。ダメ押しに「お肌がプルプルになるコラーゲンもたっぷりで……」と付け加えれば成功確率UP!

さっぱりともつ鍋を食べてもらいたいと、しょうがをふんだんに使ったスープは、牛テールと豚足をじっくりと煮込んだ濃厚な塩味ベース。たっぷりとコラーゲンが抽出されていて、煮込む前はゼリー状。グツグツと煮込むうちに変化するスープは濃厚ながらもすっきりとした味わいだ。

もつは九州から直送される和牛で、特に小腸のみを使用。噛みしめるたびに溢れだす上質な脂は、スープと相まってスルスルと胃袋に収まる。スープに使用されているレモンは、変わり種の薬味としても登場。

これまた抜群の相性で、ギュッと搾ればさっぱり感はさらに増す。爽快感さえ覚える、新たなもつ鍋を是非。




1人前¥1,180(2人前〜)。濃厚なピリ辛スープを余すことなくいただく
台湾ラーメンから着想『gz』の“台湾もつ鍋”

名古屋を中心とした東海圏の食を楽しめる『gz』。ここでは、台湾ラーメンから着想を得た人気の「台湾もつ鍋」をぜひ。

特徴は鍋中央に配された自家製の台湾ミンチ。鷹の爪たっぷりで辛味の効いたそれを、お箸で崩しながらいただく。スープは鳥ガラベースでニンニクや豆板醤などの中華のエッセンスが入った濃い目の味つけ。もつとの相性は抜群。かつ、たっぷりのニラやもやし、キャベツもどんどんすすむ。寒空の銀座の街を散策して、冷えたふたりのカラダをほっこり温める……そんな使い方ができる店だ。



〆の一品は麺が人気。発案のきっかけとなった名古屋名物「台湾ラーメン」にして、2人の体温を上げよう





自慢の味噌もつ鍋は、コラーゲンたっぷりで美容効果も
有名人もお忍びで訪れる『博多もつ鍋 山笠 青山店』

表参道駅からすぐという好立地に、有名人や著名人もお忍びで訪れるというもつ鍋がある。

『博多もつ鍋 山笠 青山店』のもつ鍋は、極上黒毛和牛から取れたプリプリのもつ肉と、産地直送の新鮮な野菜をふんだんに使い、秘伝の味噌味スープで食べる本格博多もつ鍋。



料理長がこだわりぬいたプリプリの小腸と新鮮なニラやキャベツの野菜がたっぷり入ったヘルシーなのに旨味たっぷりのもつ鍋

味は味噌、醤油、塩麹の3種類を揃え、一番人気の味噌もつ鍋は、コラーゲンたっぷりで美容効果も抜群。

また、人気上昇中の醤油もつ鍋は、長崎県産のアゴだしと数種類の醤油をブレンドさせたスープが上品に仕上がっている。

もつ肉はロースやカルビなど他のお肉を比べると低カロリーで、かつコラーゲンも多く含まれるとあって美容効果も抜群だ。


目黒鍋って知ってる?もつ鍋でとろろ入りが美味しい!



「目黒鍋」(1人前1,480円)
新作鍋が名物に!来店客の8割が注文する「目黒鍋」

2008年にオープンした『博多もつ処 煌梨(きらり)目黒店』。現在は目黒店と恵比寿店のみであるが、元は博多に本店を構えており、本場で修業を積んだスタッフが本場の味を提供し続けている名店である。

そんな同店の名物はやはりモツ鍋。はじめは普通のモツ鍋を提供していたが、目黒に出店して2年が経った頃、新しい鍋を考えようと試行錯誤の末に完成したのが黒マー油を使った「目黒鍋」と、もうひとつの名物「煌梨鍋」の2種類。 今やこの二大名物が注文の8割を占めるという人気ぶりなのだ!



ベースとなっている京風白味噌スープは、約3年の月日をかけてつくりあげたというこだわりの味わい

その二大名物のひとつ「目黒鍋」という気になるネーミングの鍋は、一度食べたらヤミツキになるほどの美味しさで、リピーターも多いという。京都産の甘めの白味噌に、黒マー油を入れて作るスープがとにかく絶品。

焦がしニンニク油である黒マー油を使っていることから「ちょっと油っぽいのでは?」と思う人もいるかもしれない。しかし、焦がしニンニク油の香りと、白味噌のコクが独特の味わい深い濃厚さを出しており、何度でも口に運びたくなる美味しさなのだ。



「煌梨雑炊リゾット」(700円)。〆は、他にも「ラーメン玉」(400円)や「ちゃんぽん麺」(400円)、「雑炊セット」(500円)などの定番系も揃う

「目黒鍋」〆は、「煌梨雑炊リゾット」がおすすめ。チーズとパセリ、モチを入れて濃厚に仕上げるリゾットは、〆のなかでも女性客からの支持が高い。

モツやニラなど具材からの出汁が加わり、さらに濃厚になったスープがご飯とチーズ、モチと混ざり合うことで、ここぞとばかりに旨みを爆発。箸が止まらなくなる美味しさである。



「煌梨鍋」(1人前1,480円)

続いて紹介するのは店名を冠した「煌梨鍋」。

まずテーブルに運ばれてくるのは、昆布と鰹でとった出汁に数種類の九州産醤油をプラスして作るスープにモツが入った鍋。そこに豪快にとろろを流し込み完成するのが「煌梨鍋」だ。

生の長芋をすりおろして作られる「とろろ」が、博多から取り寄せるこだわりの調味料で作るあっさりと醤油スープに加わることで、新しい食感と食べ応えを与えてくれている。



福岡の臓物専門店で厳選されたものを仕入れ、お店で独自の手法で処理を二度施してから提供している。この丁寧な処理にこそモツの美味しさが隠されているのだ

これらの名物鍋の味を支えているのは、やはりモツの美味しさである。とにかく柔らかく、ジューシーなモツの美味しさに驚かされる。

通常モツ鍋店では、冷凍モツを使用する店が多いところ、同店では牛モツを生のまま仕入れて使用。しかも、使用するのは幻の牛と呼ばれる長崎県産のブランド牛・壱岐牛のモツのみという贅沢さだ。これらは、素材の旨みを最大限に楽しんで欲しいという想いから、博多時代と同様のスタイルを守り抜いている。



全52席を備える店内はテーブル席やカウンター、座敷席を備える

芸能人の常連客も多く、冬場になると連日のように遊び慣れた大人たちが集う場『博多もつ処 煌梨 目黒店』。「美味しくて温かいものが食べたい!」という女性からのオーダーが入ったら、同店を予約してみてはいかがだろうか?


蟻月のもつ鍋、やっぱり美味しい!



にんにくと胡麻油の香りが食欲をそそり、国産牛のもつのプルンとした食感がスープと合わさると格別!
オシャレもつ鍋ブームの火つけ役!『博多もつ鍋 蟻月 恵比寿』

恵比寿でもつ鍋と言えば、知らない人はいないだろう。もつ鍋ブームに火をつけたと言っても過言ではない、『博多もつ鍋 蟻月 恵比寿』。

スタイリッシュな空間で楽しむのは、プリッと弾ける食感が特徴的な国産牛小腸のもつに、その脂が溶けだしたスープを吸って旨味が増した野菜たち。

そのスープは一番人気の白の味噌、赤の醤油、金の和風だし、銀のさっぱりとした塩味の四種類をラインナップ。



「白のもつ鍋」は、コクのある味わい深いスープを目指して蟻月が研究を重ねて創り上げたもつ鍋。数種類の白味噌をブレンドし、昆布や鰹節で丁寧にとった出汁とオリジナルのタレを加えて、完成させた一番人気のスープ。

九州の甘口醤油がアクセントの「赤のもつ鍋」は、にんにくと胡麻油がさらにもつの旨味を引き立ててくれる、野菜や豆腐などの具とも相性抜群のもつ鍋だ。奥深い味わいで隠れファンが多い「銀のもつ鍋」は、あっさりとした塩味のスープ。もつ本来の旨味をシンプルに味わえる。



〆には、もつの旨味が溶けだしたスープで雑炊をいただこう

利尻昆布の上品なスープが新感覚と人気急上昇の「金のもつ鍋」は、特製のポン酢と柚子胡椒、大根おろしでいただく。まさに大人のもつ鍋だ!

さて、あなたのお好みはどのスープ? 大勢なら数種類をオーダーして食べ比べを楽しんでみてはいかがだろうか。




「馬刺の三点盛り」
博多の老舗で修業した店主が西麻布にオープン『博多もつ鍋 和楽』

博多もつ鍋の老舗『やま中』で15年修行を積んだオーナーが、西麻布にオープンさせた『博多もつ鍋 和楽』。オーナー自身が九州男児ということで、食材も本場博多から直送しているという拘りだ。

馬刺しをオーダーすれば、その食材の新鮮さに気づくだろう。本場熊本から直送している馬肉は、コラーゲンたっぷりのたてがみに、霜降たっぷりの馬刺し、馬レバ刺しなど、その日に一番旨い馬肉を盛り合わせで堪能したい!



鹿児島県産黒毛和牛を使用したもつ鍋は、臭みも全くなく楽しめる

もつ鍋はしょうゆ・みそ・チゲ風に加え、博多水炊き風の4つのラインナップ。

こだわりのもつ肉は、鹿児島産黒毛和牛を使用。新鮮だからこそ、下処理の必要がなく、届いたその日の鮮度を保ったままもつ鍋を楽しむことができるんだとか。

スープにコクをプラスするにんにくは、青森産に拘る。着色料や添加物など一切使用しない安全性の高いにんにくだ。

1種類のスープにトッピングをして楽しんでもよし、違う味のスープを食べ比べるのもよし。

拘りに拘った食材で完成した本場の味をも超えるもつ鍋、ぜひここ西麻布で楽しんでいただきたい。