音響ブランド「GLIDiC」からiPhoneに最適な1万円を切る完全ワイヤレスイヤホン「Sound Air TW-5000」とAndroidでも楽しめるハイレゾイヤホン「SE-9000HR」が発売【レポート】
GLIDiCが完全ワイヤレスイヤホンと本格的なハイレゾイヤホンを発売! |
ソフトバンク コマース&サービスは12月1日に、1万円未満で変える完全ワイヤレスイヤホン「Sound Air TW-5000」(以下、TW-5000)と、ハイレゾ対応リケーブルイヤホン「SE-9000HR」を発売した。
TW-5000は、左右を繋ぐケーブルがない完全ワイヤレスイヤホンと充電ケースがセットになった製品で、SoftBank SELECTIONオンラインショップ販売価格は9,864円(税込)だ。
今回は、iPhoneユーザーやハイレゾ対応Androidユーザーに最適なこれらの製品について紹介していく。なお、SoftBank SELECTIONの製品はAmazon.co.jpなどでもほぼ同価格で販売されている。
TW-5000が対応するコーデックはSBCとAACということもあり、イヤホン端子が廃止された「iPhone 7」シリーズ以降のモデルや最新の「iPhone 8」シリーズや「iPhone X」に最適だ。
一方、SE-9000HRはハイレゾ対応を謳っており、ハイレゾ音源の再生が可能な「Xperia XZ1」をはじめとするAndroidスマートフォン(スマホ)やデジタルオーディオプレーヤー(DAP)などで高音質を楽しむためものとなる。
ワイヤレスイヤホンはスポーツ向けの低価格帯のものから、高音質や高機能な高価格帯の製品に二極化している。TW-5000はコンパクトな完全ワイヤレスイヤホンでありながら価格帯はその中間を狙い幅広い層をターゲットとした製品だ。
左右の側面にはマルチファンクションボタンがあり、再生コントロールやボリュームコントロールを行うことができる。この操作系はメーカーごとに操作方法が若干異なるが、左右に曲送り・戻し、ボリュームアップダウンなどが割り振られている。スマートフォンを取り出すことなく、再生中の曲の停止やボリューム調整ができるので便利だ。
カラーはブラックとホワイトの2色。イヤホンをケースに入れておくだけで約2回分の充電が可能だ。電源操作は、イヤホンをケースから取り出すと自動でオンになる。
ケースの側面には充電用のmicroUSB端子がある。
ドライバーユニットは直径6mmのダイナミック型。多くの人に向けた聞きやすい音にまとめらているが、ダンスミュージック系を良く聞く場合、低音の量感は少ないため物足りないと感じるかも知れない。
装着感が選べるサイズの異なる4種類のイヤーピースが付属する。良い音で楽しむためには、自分の耳にあったサイズを選ぶことが大事だ。
完全ワイヤレスイヤホンは、使ってみるとその便利さにハマってしまう。ケーブルが絡むこともないし、バッグにしまうときもケースに入れておくだけで邪魔にならない。
なにより、音楽を楽しむ上でケーブルがない開放感が良い。入門価格としてはすこし高めだが、ワイヤレスイヤホンを検討しているならTW-5000を家電量販店などで聞き比べて見ることをオススメしたい。
SE-9000HRは旧機種「SE-5000HR」の流れを組む金管楽器をイメージした音を楽しむためのフォルムを採用。表面はブラスト加工とアルマイトのカラーリングを施している。メタルの剛性感があり、ケーブルの脱着も筐体の強さがあり安心だ。
ドライバーは直径10mmのフルレンジ中低音用と直径6mmツイーターからなる「Phase Matching Coaxial Driver」。これは、マルチドライバーの音の位相差をなくすことで、理想的な点音源を実現する。
付属のケーブルは、高純度 4N OFC ケーブルに銀コートを施した「Noiseless Hybrid Wiring」。マイク・リモコンがありながら高音質を実現しているという。
ケーブル長は1.1m。モバイルデバイスで利用する際に、長すぎずないちょうど良い長さとしている。
ケーブルはMMCXとなっているため、断線してもケーブルだけを付け替えることができる。また、ケーブル長や好みの音のケーブルに変えるリケーブルが楽しめる。
イヤホンは形状が共通であるため、左右の向きがない。ケーブルを取り付けて、はじめて左右に分かれるため、ケーブルによっては左右が分かりづらいこともありそうだ。
イヤーピースはシリコンイヤーピースの他にコンプライのチップが付属する。装着感を重視するならコンプライを選ぶなど、買ってすぐさまざまな組み合わせができるのもなかなか憎い演出だと思う。
価格は19,800円、同価格帯にはリケーブルに対応するイヤホンがあるが、スマホ向けのケーブルとコンプライのイヤーピースが付属すると考えればライバル機とは違った強みがある。
シリコンイヤーピースで短い時間で視聴しただけだが、中高音にバランスをもたせたハイレゾチューニングと言った印象だった。コンプライのイヤーピースや、リケーブルした際の音の変化も気になるところ。
動画リンク:https://youtu.be/fYxZCGhmR20
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GLIDIC
2017-12-01
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GLIDIC
記事執筆:mi2_303
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