2017年総決算!ラーメン激戦区東京でラーメン大王が選ぶ必食ラーメン5選!〜池袋編〜
1杯のどんぶりの中で、麺・スープ・具材の美味しさが織りなす「ラーメン」。極上の一杯を作るためにラーメン職人が腕をふるい、日々新店が生まれ続けています。
そんな中で東京は、ラーメン激戦区がひしめく街!その中で一体どのラーメンを食べるべきなのか、とにかく迷う…
そこで今回ご登場いただくのが、累計13000杯のラーメンを食べ、TVチャンピオンラーメン王選手権では第8回優勝・第9回準優勝という経歴をもつラーメン大王こと小林孝充さん。RettyTOP USER PROでもあります。
その小林さんに、ラーメンエリア激戦区別に、おすすめラーメン店&食べるべき必食ラーメンを厳選していただきました!
紹介いただくTOP USER PRO
第1回目は、ラーメン激戦区の代表「池袋エリア」
池袋エリアの特徴は?
小林さん:池袋は駅により東と西で分断されており、東西でラーメンの傾向が大きく変わります。
東側は若者が多く、ボリュームがあり、わかりやすい味の店が人気となっています。これについては、東池袋大勝軒の影響も大きいと思います。光麺、屯ちん、無敵家など昔から行列店が点在しているのも特徴です。
西側は東に比べるとラーメン屋の密度は若干下がりますが、年齢層も東よりやや高く、こだわり系の店が多いイメージです。いずれも常に新しいお店ができ続ける激戦区です。
ラーメン大王が選ぶ池袋ラーメン店5選!
麺処 篠はら
小林さん:開店して1年ちょっとでミシュランにまで掲載された新進気鋭のお店です。
ラーメンは醤油そば、白出汁そば、鯛白湯そばという三本柱。
それぞれに個性があり人気ですが、やはりその中でもまず食べてほしいのは醤油そば。
▼食べるべきラーメンは「醤油そば」
動物系をベースに鯛や貝類を加えたというスープは非常に深い旨みを持っています。限定にも積極的に挑戦していてそれもまた注目です。
ラーメン
麺処 花田 池袋店
小林さん:激戦区である池袋駅の東側においていつも行列となっている味噌ラーメン専門店です。
その特徴はなんといっても非常に濃度の高い味噌のスープ。それに力強い太麺とたっぷり乗る野菜という組み合わせが池袋の若者の心をガッチリとつかんでいます。
▼食べるべきラーメンは「味噌」
すぐ隣には濃厚系のタンメン専門店である「まるはな」という系列店もオープンさせています。
ラーメン
生粋
小林さん:池袋から西に進んだ飲み屋街の中にあるお店。
看板のメニューである、正油そばのウリはなんと言っても”サンマを使ったスープ”。焼いたサンマのおいしさと香ばしさが1杯の中に丸ごと詰まっています。いろんな出汁のラーメンはあれどここまで素材の味がダイレクトなラーメンは他にありません。
▼食べるべきラーメンは「正油そば」
サイドメニューの串卵飯は串を刺しても割れないほどの濃厚な黄身の卵をご飯にかけ、サンマの旨みが効いた醤油をかけて食べる極上の玉子かけご飯です。
ラーメン
中華そば 依々恋々
小林さん:東武百貨店池袋店のレストラン街13階に10月にオープン。長野を本拠地として東京でも魚雷やチラナイサクラなど話題の店を数多く展開しているボンドオブハーツの最新店です。
こちらで提供している中華そばは非常にシンプル。鶏だけを使ったスープに、生醤油という組み合わせ。
上に乗った三つ葉や柚子のかけらがアクセントになっています。
▼食べるべきラーメンは「中華そば」
ラーメン
東池袋大勝軒
小林さん:つけ麺発祥の店として全国的にも有名な池袋を代表するお店です。
ラーメンの神様ともいわれた山岸さんはお亡くなりになり、二代目になっていますが、それでも池袋と言ったらここは外せないでしょう。
味も先代のころから少しずつ変わっていますが、それでもここを食べなければ、つけ麺の事は語れません。
魚介の効いた茶濁のスープに甘さと酸味が加わり麺に味がしっかりと乗ってきます。
▼食べるべきラーメンは「もりそば」
ラーメン
池袋エリア必食ラーメンまとめ
・「麺処 篠はら」醤油そば
・「麺処 花田 池袋店:」味噌
・「生粋」正油そば
・「中華そば 依々恋々」中華そば
・「東池袋大勝軒」もりそば
池袋エリアからラーメン大王に5店舗をチョイスしていただきましたが、気になる極上の一杯はありましたか?
次回は新宿編をお届けします。乞うご期待!