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MMDLaboは9月4日、同社が運営するMMD研究所が行った「格安SIM検討者の意識調査に関する調査」の結果を発表した。対象は15歳から59歳でスマートフォンを所有し、格安SIMへの乗り換えを検討している男女1,072人(iPhoneユーザー551人、Androidユーザー521人)。調査はインターネットを通じて、2017年8月24日から25日にかけて行った。

格安SIMにいつ頃変更しようと考えているか聞くと、iPhoneユーザーの18.9%、Androidユーザーの46.6%が2017年内と答えている。iPhoneユーザーよりも、Androidユーザーのほうが早期に格安SIMへ変えたいと考えているようだ。

今まで格安SIMにしなかった理由(複数回答可)として最も多かったのは、「現在契約している通信会社の2年縛りがあったから」で、iPhoneユーザーの53.7%、Androidユーザーの44.9%が挙げた。iPhoneユーザーで次に多かったのは、「iPhoneでも利用できるかわからなかった」で34.8%だった。「格安SIMが何なのかよくわからなかったから」と答えた人も多く、iPhoneユーザーで32.1%、Androidユーザーで31.7%いた。

格安SIMにする場合、どのスマートフォン端末を使いたいか問うと、iPhoneユーザーの90.5%が候補にiPhoneを挙げたのに対し、AndroidユーザーでAndroid端末を使うと答えたのは56.6%に留まり、iPhoneを使いたい人が39.7%みられた。また、最も人気なスマートフォン端末は、両ユーザーともに「iPhone 7」だった。

利用を検討している格安SIMサービスについて尋ねると(複数回答可)、iPhoneユーザーでは「Y! mobile」が一番人気で47.7%、次いで「楽天モバイル」が46.3%。Androidユーザーの一番人気は「楽天モバイル」で50.1%、次いで「UQ! mobile」が31.5%と、利用しているOSによって検討しているSIMサービスが異なっていた。