加熱式タバコ「glo」の性能とやらを見せてもらったところ、さすが最新型なだけあった件
7月3日に東京と大阪でも販売が開始された最新型の加熱式タバコ「glo(グロー)」。先行するアイコスやプルーム・テックに比べて後発なため、その使い勝手や機能が気になるところです。そこで、今回は愛煙家視点でグローをレビューしてみたいと思います。
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加熱式タバコの第三勢力「glo(グロー)」が東京と大阪に進出。アイコス、プルーム・テックと三つ巴戦へついに東京上陸を果たした「プルーム・テック」をアイコスユーザーがレビューしてみるIQOS(アイコス)の持病「充電されない問題」をオシャレに解決する方法
glo(グロー)は、KENTやラッキーストライクなどの銘柄で知られる「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)」が販売する加熱式タバコです。これまで仙台市とオンラインショップのみで先行販売されましたが、先日、東京と大阪でも販売が開始され話題になりました。価格は税込み4980円(キャンペーン価格)
購入方法はコチラの記事を参照
加熱式タバコは、火を使わずに電熱ヒーターの熱によって水蒸気を発生させ専用タバコを通して喫煙する機構になっており、従来の紙タバコに比べて、煙やニオイが少ないことで、愛煙家の中でも愛用する人が急増しています。
では、早速グローの製品から見ていきましょう。
▲グロー本体です。重量は約100g。見た目はズバリ、モバイルバッテリーですね
▲上面にあるキャップをスライドすると、専用タバコを挿し込む、挿入口が露出します
▲底面のハッチを開くと清掃メンテナス用の穴が露出
▲付属品は左からUSBケーブル、USBコンセント、クリーニングブラシ
▲清掃用のクリーニングブラシ
▲メンテナンスは上下の穴にブラシを挿し込んでゴシゴシします
実際にgloを喫煙してみます
では実際にグローを喫煙してみます。gloを喫煙するには「neosticks(ネオステック」と呼ばれるglo専用のタバコが必要になります。
▲ネオスティックのパッケージ
▲「glo専用」と明記されています。もちろん火を付けて喫煙することはできません(試してもマズいだけです)
▲これがネオスティックです。一般的な紙タバコに比べて長さはほぼ同じですが若干細身。マンガのキザな悪役が吸っているイメージ。メンソール2銘柄、レギュラー1銘柄の展開で20本入り税込み420円。
▲glo本体上部のハッチを開き、挿入口にネオスティックを挿入します
▲ネオスティックをこの位置まで挿し込みます
続いてグローのヒーターを起動します。本体側面のボタンを長押し3秒で起動が開始します。その状態で待つこと約40秒ほどで喫煙が可能となります。
▲LEDライトの中心がコントロールボタン。このボタンを長押すると円形の1/4が点灯し、徐々に円形が完成していき、周囲のLEDが円形が完全状態になれば喫煙が可能となります
ここで、ライバル機にはない機能が活躍します。まず起動が開始されると本体に内蔵されたバイブが振動し、起動が開始されたことを通知します。
さらに喫煙が可能な状態になると、再度バイブが振動し、通知してくれます。つまり起動してから喫煙可能になるまでじっとLEDを見つめる必要がなく、手に握っているだけでOKという目からウロコな機能なのです。加えて、喫煙が終了に近づくと、これまたバイブでお知らせしてくれます。
実際、アイコスを1年くらい愛用している筆者としては、このバイブ機能が搭載されないかなぁと、ずっと妄想しておりましたが、グローで実現されました。バイブレーター搭載によって、ただの加熱式タバコがガジェット風味がマシマシになりました。
※7/7 13:00追記 新型の「IQOS 2.4 Plus」にはバイブ機能が搭載されています。コチラについては別の記事にて詳しく解説します。
このバイブ機能が不要な場合は、オフにすることも可能です。
また、このLEDはバッテリー残量のインジケーターも兼ねています。
▲手に持つとこういう状態。アイコスユーザーは「え?」と思うかもしれませんが、そうですこのまま喫煙します
▲実際に喫煙してみました。なんだか「野菜生活」みたいな小型のパック飲料をストローで飲んでいるような絵面......。
喫煙は約3分間可能で、吸い込んでも、吸い込まず放置してもこの時間は変わらないようです。吸い終わりましたら、ネオスティックを廃棄して本体のハッチを閉じればOKです。
ここで重要なお知らせがあります。喫煙を長時間我慢していたり、食後の一服などで1本じゃ物足りないという人。ハッチを閉じずにもう1本挿入してグローを起動して下さい。そうなんです、グローは立て続けにチェーンスモークできてしまうのです。
アイコスは本体からホルダー(タバコを挿すパーツ)に電力をチャージする時間が必要なため、チェーンスモークするには、5分ほど待つか2台持ちが必須でした。
それをこのグローは野菜生活みたいな喫煙スタイルと引き替えに1台でのチェーンスモークを実現したのです。
さて、実際にグローを喫煙した感想ですが、喫煙可能時間が3分と、若干短めではありますが、喫煙の満足感は十分にあります。現在発売されているネオスティックの3銘柄の中で、気に入った味・フレーバーがあれば愛煙できると思います。今回はメンソールが配合されていないレギュラー銘柄「ケント・ネオスティック・ブライト・タバコ」で試喫しました。
ニオイと煙ですが、アイコスに比べて同等かほんの少しだけ少ない程度。つまり、紙タバコに比べると断然少なく、煙の広がりもニオイの残留も紙タバコとは比べものにならないほど少ないと言えます。
また、アイコスのように本体の機構が複雑ではないため、サイズや重量がコンパクトなので携行性に優れています。
さらにチェーンスモーク可能と言うことで、そのメリットを享受する愛煙家、特にヘビースモーカーには需要が高い製品でしょう。
もしグローを試してから購入に踏み切りたい人は、仙台、東京、大阪の各gloストアにて試喫が可能となっています。※ただし青山店は7/21にオープン予定(gloストア詳細)
また、下記の会場にて期間限定で「glo体験スポット」が開設されており、予約なしで来店することも可能です。
東京都千代田区大手町 1-7-2東京サンケイビル
6月 26日(月)〜7月20日(木)
月〜金(祝日除く )11:00〜19:00(最終入場 18:30)
●ベルサール秋葉原
東京都千代田 区外神3-12-8住友不動産秋葉原ビル
6月 28日(水)〜7月26日(水)期間中休業なし
平日 11:00〜19:00(最終入場 18:30)
土日祝 12:00〜20:00(最終入場 19:30)
大阪府市中央区難波 1-4-6ミフネ 難波 ビル 1,2F
7月 5日(水)〜12月3日(日)期間中休業なし
平日 11:00〜19:00(最終入場 18:30)
土日祝 12:00〜20:00(最終入場 19:30)
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ついに東京上陸を果たした「プルーム・テック」をアイコスユーザーがレビューしてみるIQOS(アイコス)の持病「充電されない問題」をオシャレに解決する方法
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レビューの前にグローってなんなのかを簡単に説明
glo(グロー)は、KENTやラッキーストライクなどの銘柄で知られる「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)」が販売する加熱式タバコです。これまで仙台市とオンラインショップのみで先行販売されましたが、先日、東京と大阪でも販売が開始され話題になりました。価格は税込み4980円(キャンペーン価格)
購入方法はコチラの記事を参照
加熱式タバコは、火を使わずに電熱ヒーターの熱によって水蒸気を発生させ専用タバコを通して喫煙する機構になっており、従来の紙タバコに比べて、煙やニオイが少ないことで、愛煙家の中でも愛用する人が急増しています。
見よ!コレが加熱式タバコ市場に殴り込みをかけたグローだ!
では、早速グローの製品から見ていきましょう。
▲グロー本体です。重量は約100g。見た目はズバリ、モバイルバッテリーですね
▲上面にあるキャップをスライドすると、専用タバコを挿し込む、挿入口が露出します
▲底面のハッチを開くと清掃メンテナス用の穴が露出
▲付属品は左からUSBケーブル、USBコンセント、クリーニングブラシ
▲清掃用のクリーニングブラシ
▲メンテナンスは上下の穴にブラシを挿し込んでゴシゴシします
実際にgloを喫煙してみます
では実際にグローを喫煙してみます。gloを喫煙するには「neosticks(ネオステック」と呼ばれるglo専用のタバコが必要になります。
▲ネオスティックのパッケージ
▲「glo専用」と明記されています。もちろん火を付けて喫煙することはできません(試してもマズいだけです)
▲これがネオスティックです。一般的な紙タバコに比べて長さはほぼ同じですが若干細身。マンガのキザな悪役が吸っているイメージ。メンソール2銘柄、レギュラー1銘柄の展開で20本入り税込み420円。
▲glo本体上部のハッチを開き、挿入口にネオスティックを挿入します
▲ネオスティックをこの位置まで挿し込みます
続いてグローのヒーターを起動します。本体側面のボタンを長押し3秒で起動が開始します。その状態で待つこと約40秒ほどで喫煙が可能となります。
▲LEDライトの中心がコントロールボタン。このボタンを長押すると円形の1/4が点灯し、徐々に円形が完成していき、周囲のLEDが円形が完全状態になれば喫煙が可能となります
ここで、ライバル機にはない機能が活躍します。まず起動が開始されると本体に内蔵されたバイブが振動し、起動が開始されたことを通知します。
さらに喫煙が可能な状態になると、再度バイブが振動し、通知してくれます。つまり起動してから喫煙可能になるまでじっとLEDを見つめる必要がなく、手に握っているだけでOKという目からウロコな機能なのです。加えて、喫煙が終了に近づくと、これまたバイブでお知らせしてくれます。
実際、アイコスを1年くらい愛用している筆者としては、このバイブ機能が搭載されないかなぁと、ずっと妄想しておりましたが、グローで実現されました。バイブレーター搭載によって、ただの加熱式タバコがガジェット風味がマシマシになりました。
※7/7 13:00追記 新型の「IQOS 2.4 Plus」にはバイブ機能が搭載されています。コチラについては別の記事にて詳しく解説します。
このバイブ機能が不要な場合は、オフにすることも可能です。
また、このLEDはバッテリー残量のインジケーターも兼ねています。
▲手に持つとこういう状態。アイコスユーザーは「え?」と思うかもしれませんが、そうですこのまま喫煙します
▲実際に喫煙してみました。なんだか「野菜生活」みたいな小型のパック飲料をストローで飲んでいるような絵面......。
喫煙は約3分間可能で、吸い込んでも、吸い込まず放置してもこの時間は変わらないようです。吸い終わりましたら、ネオスティックを廃棄して本体のハッチを閉じればOKです。
ここで重要なお知らせがあります。喫煙を長時間我慢していたり、食後の一服などで1本じゃ物足りないという人。ハッチを閉じずにもう1本挿入してグローを起動して下さい。そうなんです、グローは立て続けにチェーンスモークできてしまうのです。
アイコスは本体からホルダー(タバコを挿すパーツ)に電力をチャージする時間が必要なため、チェーンスモークするには、5分ほど待つか2台持ちが必須でした。
それをこのグローは野菜生活みたいな喫煙スタイルと引き替えに1台でのチェーンスモークを実現したのです。
グローの喫煙感まとめ
さて、実際にグローを喫煙した感想ですが、喫煙可能時間が3分と、若干短めではありますが、喫煙の満足感は十分にあります。現在発売されているネオスティックの3銘柄の中で、気に入った味・フレーバーがあれば愛煙できると思います。今回はメンソールが配合されていないレギュラー銘柄「ケント・ネオスティック・ブライト・タバコ」で試喫しました。
ニオイと煙ですが、アイコスに比べて同等かほんの少しだけ少ない程度。つまり、紙タバコに比べると断然少なく、煙の広がりもニオイの残留も紙タバコとは比べものにならないほど少ないと言えます。
また、アイコスのように本体の機構が複雑ではないため、サイズや重量がコンパクトなので携行性に優れています。
さらにチェーンスモーク可能と言うことで、そのメリットを享受する愛煙家、特にヘビースモーカーには需要が高い製品でしょう。
グローのポイント
喫煙の満足度が高いランニングコストが若干安価(アイコス460円、グロー420円)チェーンスモークできる本体が入手しやすい(コンビニ・たばこ店で入手可能)高機能(バイブ機能など)もしグローを試してから購入に踏み切りたい人は、仙台、東京、大阪の各gloストアにて試喫が可能となっています。※ただし青山店は7/21にオープン予定(gloストア詳細)
また、下記の会場にて期間限定で「glo体験スポット」が開設されており、予約なしで来店することも可能です。
東京
●東京サンケイビル メトロスクエア東京都千代田区大手町 1-7-2東京サンケイビル
6月 26日(月)〜7月20日(木)
月〜金(祝日除く )11:00〜19:00(最終入場 18:30)
●ベルサール秋葉原
東京都千代田 区外神3-12-8住友不動産秋葉原ビル
6月 28日(水)〜7月26日(水)期間中休業なし
平日 11:00〜19:00(最終入場 18:30)
土日祝 12:00〜20:00(最終入場 19:30)
大阪
●大阪 ミフネ難波ビル大阪府市中央区難波 1-4-6ミフネ 難波 ビル 1,2F
7月 5日(水)〜12月3日(日)期間中休業なし
平日 11:00〜19:00(最終入場 18:30)
土日祝 12:00〜20:00(最終入場 19:30)
関連:
ついに東京上陸を果たした「プルーム・テック」をアイコスユーザーがレビューしてみるIQOS(アイコス)の持病「充電されない問題」をオシャレに解決する方法