20代が社員旅行より嫌なのは? 女が苦手な職場イベントTop10
「社員旅行」VS「平日の飲み会」、どっちがめんどくさい?
仕事をしていると、様々な仕事外のイベントが付いてくるもの。口には出さないまでも、「ちょっとめんどくさいな〜」とか、考えちゃうときもありますよね。そこで世の働く女性たちに、「行きたくない…」と感じている職場イベントについて、ここぞとばかりにぶっちゃけてもらいました(20〜30代の各世代女性100人ずつ、合計200人を対象にアイリサーチ調べ)。
【ホントは行きたくない!職場のイベントTop10】
※全13項目から複数回答
1位 社員旅行 18.0%
2位 平日夜の、上司との職場の飲み会 17.5%
3位 ゴルフやBBQなど、休日のレクイベント 10.5%
4位 同僚の結婚式や披露宴、二次会 8.0%
5位 納会や忘年会など、定期的な飲み会 7.0%
6位 平日夜の同僚が中心の飲み会 3.5%
7位 同僚と行く合コン 3.5%
8位 上司を交えたランチ 2.0%
9位 職場の誰かの誕生会 1.0%
10位 歓送迎会 0.5%
1位は社員旅行。確かに上司や同僚とみっちり一緒にいなければならないのは息が詰まりますよね。また僅差で2位につけているのが、頻繁にあることが多い平日夜の上司との職場の飲み会。上位2つに数字が集まっていることから、密度が濃く、また頻繁なコミュニケーションに鬱陶しさを感じているのかもしれません。
世代別に見てみると、30代の1位が「社員旅行」(21.0%)で2位が「平日夜の、上司との職場の飲み会」(19.0%)と、総合順位と同様だったのに対し、20代と比べるとちょっとした差が。
20代の1位は「平日夜の、上司との職場の飲み会」(16.0%)で、2位が「社員旅行」(15.0%)という結果になりました。また30代の方がこれら上位のイベントに対し数値が大きく出ており、拒否感が強いことも見て取れます。
これを見る限りでは、20代の女性は「平日の時間を取られるのがちょっぴり不満」と感じ、30代は「職場で旅行に行くのはけっこうなストレス」と分析できそうです。
「行きたくないのは○○がイヤだから!」口には出せないホンネとは?
では総合ランキング順に、それぞれを選んだ人がなぜ「行きたくない!」と感じるか、その理由を見ていきましょう。
【1位 社員旅行】
「なんで同僚とかと、旅行にまで行って、すっぴんまで見せないといけないのかと思う」(23歳・福岡県)
「家庭があるので、強制されたりすると困る。 行きたい人が行けばいい」(38歳・青森県)
「気を遣うだけで疲れ、貴重な休みが台無しになるだけ」(38歳・神奈川県)
「仕事は仕事、プライベートはプライベートと自分はハッキリ分けたいタイプであるため。 それに社員同士で仲がいいならプライベートでも仲良くするし、プライベートでその人と個人的に旅行に行きたい。わざわざ社員旅行としていきたいとは思わない」(25歳・埼玉県)
【2位 平日夜の、上司との職場の飲み会】
「プライベートの時間帯だから、拘束されたくない」(34歳・東京都)
「好きな人ならいいが、話を聞かないといけない飲み会はイヤだ」(29歳・兵庫県)
「仕事が終わってまで会いたくない」(31歳・愛知県)
「平日だと次の日がキツいし、上司と一緒では気を使ってしまう」(38歳・熊本県)
「できるのもなら欠席したいが、参加しないと許されない雰囲気である」(28歳・大阪府)
【3位 ゴルフやBBQなど、休日のレクイベント】
「休日に自分のプライベートを割きたくないので」(32歳・大阪府)
「かなり縛りがありそうだから」(31歳・埼玉県)
「休みの日にまで給料もでないのに参加したくない」(24歳・鹿児島県)
「休日にまで職場の人と合うのは気が休まらず、休んだ気にならない」(29歳・大阪府)
「家族との時間にあてたいから」(29歳・埼玉県)
【4位 同僚の結婚式や披露宴、二次会】
「こちらも準備やお金がかかるし人数合わせだと特にイヤになる」(28歳・新潟県)
「どうせ同じテーブルに着くのは職場の人で新しい出会いはないし、主賓テーブルに座らされて、他の人と一線を画すことによりまた出会いもないから」(35歳・東京と)
「呼ばれている人が職場の人ばかりなので、まるで仕事をしているみたいに感じてしまう」(29歳・青森県)
「プライベートの付き合いになりそうだから」(36歳・鹿児島県)
【5位 納会や忘年会など、定期的な飲み会】
「面倒な上に、決められたメニューなら、同期だけで楽しく過ごしたい」(31歳・東京都)
「面倒だし、長すぎて帰るタイミングが見つからない」(37歳・青森県)
「すぐに、売り上げの話になるからつまらない」(30歳・大分県)
「女性が少ない会社なので、面倒なおじさんに絡まれる。本当に気持ちが悪い」(26歳・福岡県)
【6位 平日夜の同僚が中心の飲み会】
「愚痴ばかりでなんの意味もない」(36歳・東京都)
「上司がいるならしょうがないけど、同僚だったらせめて、休みの前日にして欲しい」(23歳・静岡県)
「仕事で疲れているから早く帰りたいので」(37歳・東京都)
【7位 同僚と行く合コン】
「面倒くさい」(36歳・愛媛県)
「付き合いで誘われる 」(31歳・東京都)
【8位 上司を交えたランチ】
「ディナーは付き合いという名目で我慢できるがランチまでも一緒にされると困る、疲れる」(25歳・神奈川県)
「悪口ばかりで不毛な時間になり、ご飯が美味しくなくなるから」(28歳・佐賀県)
「上司がやたら、これはおいしいんだとグルメ自慢をしてきて、全然料理自体の味が楽しめないこと」(31歳・北海道)
【9位 職場の誰かの誕生会】
「なぜ祝う必要性がある?」(36歳・東京都)
【10位 歓送迎会】
「ムダな時間だと思う」(28歳・岩手県)
「自分の時間を大事にしたい」「付き合いでお金を払わされるのはもったいない」といった意見が目立った印象です。確かに生活のためにやっている仕事で、プライベートの要素が削られるのは本末転倒…と考える人も少なくないハズ!
正直めんどくさいし、行かなくてもいいなら行きたくないという本音はわかります。でも、考えれば考えるほど「行かなくていい」という結論にならないのが、職場の付き合いの悩ましいところなんですよね〜。
行くならメリットを見つけて、行かないなら波風を立てずに。う〜ん、どっちも難しいのは、やっぱり“仕事のうち”だからなのかもしれません……。
<文 / 雛菊あんじ>