光南高等学校(福島)

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チーム一丸となり今年こそ甲子園へ

■2006夏以来の甲子園へ 福島県西白河郡矢吹町にある光南高校。福島県内で総合学科が設置された初めての高校として1996年に設立。運動部に加え、チアリーダー・応援部やシンセサイザー部などの文化部の活動も盛んである。野球部は2006年夏に甲子園初出場。昨夏は福島県大会で決勝進出を果たすなど、東北大会にもしばしば出場。そしてOBでは埼玉西武の佐藤 勇投手が活躍を見せている。

■チームのウリは雰囲気の良さ! 光南野球部は現在、1年生23名・2年生21名・3年生14名の計58名。より質の高い練習を行うため、大信球場を借りて日々練習に励んでいる。このチームのウリは「真面目で、雰囲気が良く、まとまりがある」こと。鈴木 拓実主将は「つらいトレーニングでも、下を向かずに励まし合うことができます」とチーム力をアピールした。

集合写真(光南)

■秋季大会で見つかった課題 チーム当初は、野球をしているのかがわからないくらい下手だったという。秋の県大会では1回戦で安積に敗戦。守備からのリズムが作れずに、ペースを握れなかった。しかし、日々の練習のおかげで「少しずつ成長することができた」と鈴木主将は語る。春にはベスト8進出を果たし、夏に向けて着実にステップアップをしている。

■夏のキーマンに挙げたのはこの選手! 鈴木主将は、この夏のキーマンになるであろう選手に松本 京志郎と石井 諒を指名。「松本はチャンスで打ってくれますし、石井は昨チームからのエース。安定感のある投球をしてくれます」と全幅の信頼を寄せている。また甲子園級のメンタルを持つ、橋本 拓也選手を「誰も予想できない活躍をしてくれる」と評し、流れを持ってくるプレーを期待しているそうだ。

■絶対に負けない 最後の夏に向け、光南は守備をテーマに練習に励んでいる。「絶対に負けない夏にしたい」と力強い言葉を口にした、鈴木主将。今年こそは甲子園。夏に向けて光南は今日も練習に励む。

練習風景(光南)長くて熱い最高の夏を!

ここからは松本 京志郎内野手(3年)と石井 諒投手(3年)にお話を伺いました。

Q.夏に向けて見つかった課題を教えてください

松本:チームでは自己犠牲、個人ではここぞという場面での集中力です。

Q.ここまで振り返って高校野球で一番思い出に残っていることは何ですか?

松本:昨夏決勝での聖光学院戦です!石井:昨夏決勝の聖光学院戦で登板したことです!

Q. 夏にここを見てほしいというところは何ですか?

松本:打撃と肩です!石井:持ち味である、打たせて取る投球です!!

Q.>このチームの好きなところと、他のチームに負けていないところは?

松本:甲子園への意識、学年関係なくいい雰囲気で練習を行っていることです!石井:上下関係がなく、仲が良いところです!

Q. この夏はこんな夏にする!という意気込みをお願いします!

松本:一番長くて熱い夏にしたいです!石井: 一戦一戦大切に戦って、最高の夏にしたいです!

松本選手・石井選手、ありがとうございました!

練習風景(光南)人物的向上が競技力向上に

  ここからは澁谷 武史監督にお話を伺いました。

Q. 新チームが始まってからどんなチームを作り上げてきましたか?またこのチームの強みも教えてください。

 日々の練習で、技術面体力面はもちろん、人物としてどれだけ成長できるかを意識してきました。試合では「集中力」「状況判断」「気持ちで負けない」等を重視し、勝つために自分達の力を出し切ることに専念できるチームを目指しています。

Q. 夏に向けて3年生と部員たちにメッセージをお願いします!

 現チームは力の無いところからのスタートでした。学校生活を充実させたことで、人物的に向上していく取り組みが、競技力向上に徐々に結びついてきたと思います。最後の夏が、最高の結果となるよう、気を抜かずに成長し続けよう!

 澁谷監督、そして光南野球部の皆様、ありがとうございました!期待しています!

今年も大好評!【僕らの熱い夏 特設ページ】各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!