専修大学玉名高等学校(熊本)

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嬉し涙を流す夏に

■専大玉名はどんな学校? 昭和24年9月に玉名英学院として創立し、各種学校として発足した専大玉名。昭和41年に高等学校として認可され、同年、専修大学の付属高等学校となった。その後学校関係者の努力はもとより、地域社会の多くの方々に支えられ、今年、高校創立50周年を迎えた。全国レベルを目指す野球部や陸上、サッカー、柔道、剣道をはじめ、ラグビー、テコンドーなど多くの部活動がある。

■専大玉名野球部の紹介! 1年生20名、2年生16名、3年生23名の計59名で活動している専大玉名。目標は、甲子園出場ではなく、甲子園でベスト4になること。苛酷なランメニューなどの練習を日々行っている。チームのウリは「タイプの違う3人の投手がいること、二遊間のコンビプレー、重量打線」だと光安 晟主将はコメントした。

集合写真(専大玉名)

■秋の悔しさからランメニューに取り組んだ   専大玉名は昨秋3回戦で東海大星翔と対戦したが試合に敗れた。「終盤での粘りがなく、力負けしました。とても悔しかったです」と当時を振り返った光安主将。そのため、オフシーズンは試合終盤に粘れるように、ランメニューを多く取り入れた専大玉名。それにより精神面の強化につなげることができたそうだ。

■活躍してきた選手を紹介! 光安主将は夏のキーマンに青柳 大地・濱田 快・そして自らの名を挙げた。青柳は4番一塁手として、濱田と光安は二遊間コンビとして、活躍が期待される。また、捕手の嶋田 悠人は試合前やアップ前にチームを盛り上げて、リラックスをさせるという。「雰囲気が悪い時や劣勢の時に盛り上げて、流れを作るきっかけになってほしい」と期待をよせた。

■優勝して嬉し涙を 現在、夏の大会に向け「甲子園で自分たちがプレーしているイメージ」を持ちながら、練習に励む専大玉名。「部員全員で、頂点を勝ち取って、みんなで嬉し涙を流したいです」と光安主将。強豪ひしめく熊本大会での健闘を祈りたい。

監督を胴上げする

ここからは牛島 樹副主将(3年)と原田 浩太郎副主将(3年)にお話を伺いました。

Q.夏へ向けて見つけた課題を教えてください。

牛島:打撃ではチャンスでの1本、投手では四死球を減らすことと最少失点に抑えることです。原田:チャンスでの1本と、投手を中心とした集中力と精神力の強化です。

Q.ここまで振り返って、高校野球で一番の思い出を教えてください

牛島:昨夏2回戦の多良木戦と、今年のRKK旗大会1回戦の熊本工戦です。原田:昨夏2回戦の多良木戦です。逆転されても、諦めずに再逆転する先輩たちの姿に感動しました!

Q. 応援する方々へ自分のここを見てほしいというのを教えてください!

牛島:闘争心あふれる攻めの投球、特に真っすぐを見てほしいです!原田:低めへの制球と打者との駆け引きです!

Q.このチームの好きなところは、または他のチームに負けていないところはどんなところですか?

牛島:試合展開が悪くても誰一人諦めないこと、皆明るく元気が良いところです!原田:野球に対する意識の高さです!常に課題克服を考え、納得いくまで自主練習に取り組んでいます!

Q. この夏はこういう夏にしたい!という意気込みを教えてください

牛島:これまでお世話になった方々への感謝の気持ちを忘れず、全力プレーをします!監督を胴上げしたいですね。原田:スタンド・ベンチ・グラウンドにいる選手が1つになって、全員で勝利をつかみ取ります!

牛島選手・原田選手、ありがとうございました!

最後まであきらめない野球を

  ここからは松本 淳平部長にお話を伺いました。

Q. 新チームが始まってからどんなチームを作り上げてきましたか?またこのチームの強みも教えてください。

 ミスを責めるよりも、ミスをカバーした選手を讃えるなどの良いプレーに全員で声掛けするように心がけてきました。劣勢であっても何度も逆転してきたのは、これが要因であると思います。

Q. 夏に向けて3年生と部員たちにメッセージをお願いします!

 今年の3年生には様々な経験をしてきました。昨年の地震では野球ができないという生活が続き、当たり前と思っていたことが、そうではないと痛感しました。 公式戦では、少しずつ結果も出てきており、チームの仕上がりも順調です。夏は一球一球を大切にし、最後まであきらめない自分たちの野球をしてくれることを願っています。

中島部長、そして一関高専野球部の皆様、ありがとうございました!

今年も大好評!【僕らの熱い夏 特設ページ】各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!