土浦日大高等学校(茨城)
■土浦日大はどんな学校? 2013年に創立50周年を迎えた土浦日大。グローバルスタディコース、特別進学コース、総合進学コースの3つのコースで幅のある学習指導をしている。野球部は1年生25名、2年生31名、3年生27名の計82名で活動している。野球部は、夏2回、春2回甲子園出場経験のある強豪校。OBではプロ通算66勝を挙げた工藤一彦さんや、千葉ロッテの和製大砲として活躍した神戸拓光さん、広島東洋カープ史上初の30セーブを達成した小山田 保裕さんなど7人のプロ野球選手を輩出。社会人野球屈指のスラッガー・林稔幸選手も同校出身である。そんな同校は、下妻二を甲子園出場に導いた小菅勲氏を招聘し、名門復建に取り組んでいるところだ。
■恵まれた練習環境! 学校とグラウンドが車で30分程度離れているが、グラウンドの敷地内に寮と室内練習場、サブグラウンドもあるため、自主練習の内容に応じて練習場所を選ぶことができるという。恵まれた環境で甲子園に勝つことを目標に練習する。ウリは「攻撃力、笑顔、茨城一の練習量」だ。その中でも「ボックスラン」というメニューが名物だ。秋谷 俊介選手会長は「セット数などは選手たちの追い込みの度合で決まります」と話す。冬も「追い込まれるのではなく、追い込む練習」をテーマに励んできた。
集合写真(土浦日大)■冬の間あれだけやっても勝てなかったという気持ち 秋元主将は印象深い試合に今春の春季大会2回戦の総和工業戦。結果的に5対4で負けてしまった。ここまで冬の間あれだけやっても勝てなかったという悔しい思いがあった。その悔しさから、この夏は「絶対的自信」をテーマに挑む。
■活躍してきた選手を紹介! 土浦日大で活躍してきた選手に秋元選手会長は関根 一沙、富田 卓を挙げた。関根はここ一番での勝負強さ、富田はピンチでの粘り強さが光った。そして山本 行彦はいつでも皆を笑顔にさせてくれる存在。秋元選手会長は夏の大会での好投を期待している。
■見返す夏!春の大会での悔しさを糧に。秋元選手会長は「見返す夏にします!」と宣言。土浦日大の誇りをかけて、全力で戦う
アップの様子(土浦日大)甲子園に出場するここからは関根 一沙主将(3年)と宮下 和真投手(3年)にお話を伺いました。
Q.夏へ向けて見つけた課題を教えてください。
関根:打線の中の柱が不在なところと、もっと自信をもってプレーすることです。宮下:スピードとキレを上げることです。
Q.ここまで振り返って、高校野球で一番の思い出を教えてください
関根:冬合宿のトレーニングです。宮下:去年の夏の大会で悔しい思いをしたことです。
Q. 応援する方々へ自分のここを見てほしいというのを教えてください!
関根:ここ一番での勝負強さです。宮下:変化球のキレとコントロールで打者を手玉に取るところを見てほしいです。
Q.このチームの好きなところは、または他のチームに負けていないところはどんなところですか?
関根:野球を知っていることです。宮下:野球を知っているところです。
Q. この夏はこういう夏にしたい!という意気込みを教えてください
関根:見返す夏にします。宮下:去年の借りを返し、甲子園に出場します。
関根選手・宮下選手、ありがとうございました!
ダッシュ前(土浦日大)「無形の力」を信じて!ここからは柴 一太郎コーチにお話を伺いました。
Q. 新チームが始まってからどんなチームを作り上げてきましたか?またこのチームの強みも教えてください。
選手たちが決めたスローガン「無形の力」を信じ、技術面だけでなく、チーム間の結束、部内寮内規則の徹底、あいさつ、掃除の励行などを行ってきました。選手の9割近くが寮生ということもあり、チームの結束は強固です。
Q. 夏に向けて3年生と部員たちにメッセージをお願いします!
これまでやってきた練習、トレーニングはどの高校にも負けない自信はあります。やってきたという自信を持ち、仲間たちを信じて、全力でぶつかっていってほしいと思います。
柴コーチ、そして土浦日大野球部の皆様、ありがとうございました!
今年も大好評!【僕らの熱い夏 特設ページ】各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!