『ひよっこ』竹内涼真、みね子を絶賛「男ならこの人を守ってあげたい」
「この仕事を始めて4年たったんですけど、夢だった仮面ライダーに出演できて、次の目標が“朝ドラ”出演でした。朝ドラは誰もが知っている作品ですし、自分をたくさんの人に知ってもらうためにも出たかったんです」
舞台が赤坂に移り、みね子(有村架純)の東京物語“第2章”に入った『ひよっこ』。あかね荘で同じ屋根の下に住む隣人、島谷純一郎を演じる竹内涼真(24)。『仮面ライダードライブ』で主役に抜擢された彼は、俳優を目指す前はプロを目指したバリバリのサッカー選手。
5歳からサッカーを始め、高校時代に東京ヴェルディのユースに所属。芸能界というまったく違う世界に入って気がついたことは、
「人との出会い、つながりで仕事が広がっていくことの素晴らしさ」
と話す。竹内が演じる島谷は、佐賀県で大会社を経営する一家の御曹司。あかね荘での出会いが彼を変えていく。
「育ってきた環境でできた“壁”が少しずつ崩れていくのが面白いですね。自分でも知らなかった自身の内面が引き出されていく。人間味が広がっていくというか、そこが見ごたえのあるポイントだと思います」
みね子の“恋模様”に関わってきそうなキャラだけど?
「そこは僕が視聴者でも見たいと思うところです(笑)。島谷にとって、みね子ちゃんはこれまで出会ったことのない女性。まじめでどんなことにも全力でぶつかってきて、何ごとにも一生懸命。
本当に素敵じゃないですか。男なら、この人を守ってあげたいとか、一生懸命さに応えたいと思えるキャラクターです」
最近の朝ドラでは、ヒロインに影響を与えるいいオトコが“イケメン枠”と呼ばれている。視聴者からのそんな期待の声にどう応える?
「みなさんにそう思っていただけるなら“イケメン枠”って言ってもらってもいいですけど……。『ひよっこ』を盛り上げる大切な役だと思っているので、単なる“イケメン芝居”と言われないよう、気持ちで演じていきたいと思います」
仮面ライダー、朝ドラと夢を叶えてきた竹内。次なる夢を聞いてみると……。
「日本以外のアジア、あるいは世界で対等に肩を並べて、ちゃんと通用できる俳優になりたいですね」