「テラスハウス」アロハステート17話。歴代ナンバーワン美女Niki登場、死ぬほどの恋が始まるのか?
『テラスハウス アロハステート』ハワイ編のエピソードシーズン3の1、17話Shirofuneの巻。
男女6人がひとつ屋根のした共同生活する様子をシナリオなしで映し出すリアリティショーである。
今回は、盛り沢山。
しかも、すごい展開である。
まず伏線がダン、ダン、ダンと三弾もはられて、最後に「これは大波乱だぞ!」ってヤツがダーンだ。
まず伏線1、ローレンの卒業。
超美人で、ひとりで出るだけで画が持っていた『テラスハウス アロハステート』のメインキャラといってもよいローレンがいなくなる。
ローレンが恋していた大志。
大志はそれに気づいていたのかいないのか「友達」を連発して、ローレンに告白するスキなし。
って状況で、卒業前に二人で話そうと大志が提案する。
な、なにをするんだ。
と思ったが、まっすぐ「離れていても友達は友達だ」と大志は青春の眩しいキラキラの金粉をふりまきながらハグ。
翌日、ローレンが去っていくときも、大志は“おばあちゃんみたいに(by馬場園さん)”泣きじゃくる。
伏線2は「侑哉とエビアンが付き合うことになるが……」。
侑哉とエビアン。
キスもしてるし、もう付き合ってる状態だが、「付き合ってる」ことにしたくない侑哉。
前回、ついにしびれを切らしたエビアンが「付き合ってよ」と言い寄るが、「うーん遠距離自信がないのでー」とノラリクラリ侑哉は逃げる。
おそらく、侑哉はモテるので本気になる覚悟ができない。
「エビアンと離れて、かわいいコと友達になったら離れてるエビアンより、そっちのコが好きになるよねーそりゃねー」
という自分の中にある素直な自分に正直で、しかも嘘を言わないようにしている真面目な青年なのではないか。
だって、「付き合おう」って簡単に嘘を言うことだってできる。
でも、この事態(みんなの前でキス!)になっても、その約束はかたくなに交わそうとしないのだ。
侑哉は、大志に相談する。
ここでも大志はストレートな青春馬鹿だった。
相談を受けて、自分の過去の遠恋のことを思い出し、熱く語る。
「(侑哉は)中途半端にいかないでほしい。いくなら全身全霊でいってほしい」
って言いながら涙を流す。
「女の子がさ勇気出して告白したわけじゃん。それを“ちょっと待って”はカッコ悪いよマジで」
泣く。
「男だろ! がんばれ侑哉!」
ってハグ。
スタジオ「温度差、だいじょうぶ!?」とみんなが声をあげる。
「(侑哉は)違げぇんだよ違げぇんだよと思ってるんじゃない?」「相談する相手を間違えた」「やべぇ本音を言える相手がもういない」
とスタジオの言う通りだったらまだ良かったのかもしれない。
侑哉は、そこまでしっかりと自分の気持ちの奥底を把握していない。
「いま、好きなら、いくんだ!」のアドバイスに、簡単に背中を押されてしまう。
「俺はエビアンと付き合いたい」
とエビアンに告白。
おめでとう、侑哉とエビアン!
だが、嬉しいはずの(そして、とてもいい笑顔で嬉しさいっぱいの)エビアンはこう答える。
「すごい嬉しいけど、何か不安もいっぱいだな。何この気持ち よく分かんない」
ああ。
「付き合う」返事をもらったのに、不安はぬぐえない。
その感じ。
当事者ではなく、まったく他者の視線で観てるとよくわかる。
もちろん編集された映像だが、画面で客観的に見ていると、「不安のほうが正解」なのがガンガンに伝わってくる。すみません。
侑哉は心変わりしてしまうだろうという未来像がありありと観えてしまう。
伏線の3つめ「杏の鼻高々な感じ」である。
大志と杏。もうパーフェクトなデートでふたりとも楽しそうだった。
大志は杏が好きだし、杏も? と持ったら、前回、「(恋愛的な感情は)全然ないかな。タイプじゃないかな」と女子トークで言ってて、驚いた。
今回、大志と杏が二人で食事、デートである。
杏「好きにならないからなー」
杏「自分から行ったことないし」
杏「周りからすごい言われる。多分すごい思わせぶりなんだと思う」
杏「ふたりとかですぐご飯行くし、ボディータッチとかもあるんだと思うけど」
大志は、
「ボディータッチはよくないと思うかな」
と、ここもまっすぐ青春馬鹿である。
それに対して、
杏「そんな、気にするぅ?」
杏「別に男女であっても同じ人間なわけじゃん」
などと、こっちはこっちで別のタイプの馬鹿。
大志「それで犠牲者がだいぶいるんじゃない?」
このセリフのポイントは、大志が、おそらく「おれ、犠牲者じゃん!」と気づいたということだ。
「こいつに惚れたらマズいパタンじゃない?」と思ったのではないか。
しかも、「犠牲者がだいぶいるんじゃない?」に対する杏のアンサーが「だいぶ いる」だ。
山ちゃんの言葉を借りると「ナンバーワン美女のテンション」である。
「自分が変わらないと現実は変わらない」と大志は、完全に説教タイムになってしまう。
どこまでも青春野郎だ。
そして、最後。
新メンバーが登場。
とてつもない美人がきた。
馬場園「めちゃめちゃ可愛い。やばいやばい」
徳井「ド級が入ってきたな」
トリンドル「かわいいし、我が強すぎないし、女子にもなじみそう」
山ちゃん「典型的な神戸のいいとこの子」
徳井「お嬢、綺麗、気さく」
山ちゃん「文句言えないぐらいただただ美人」
徳井「(評価グラフが)デカい五角形だな」
山ちゃん「いままでいろんなシーズンあったけど、最強」
徳井「ナンバーワンやな」
YOU「ちょー可愛い」
と、みんな大絶賛の超美人だ。
名前は、丹羽仁希。
モデル名義はNiki。
ファッション誌「JELLY」の専属モデルだ。
というわけで、これはもう次回、大波乱である。
「死ぬほどの恋をしに来た」と宣言した大志は、杏ちゃんはもう「ナシ!」と判断して、仁希をロックオンして……。
モテモテだと自負していた杏ちゃんは、人気がイッキに新入りに持って行かれてプライド傷ついて……。
付き合うと言ってしまった侑哉なのに……。
って展開が、恋愛ドラマだったら予想されるが、リアリティショーだから予想がつかないぞ!(テキスト&イラスト:米光一成)
男女6人がひとつ屋根のした共同生活する様子をシナリオなしで映し出すリアリティショーである。
今回は、盛り沢山。
しかも、すごい展開である。
まず伏線がダン、ダン、ダンと三弾もはられて、最後に「これは大波乱だぞ!」ってヤツがダーンだ。
まず伏線1、ローレンの卒業。
超美人で、ひとりで出るだけで画が持っていた『テラスハウス アロハステート』のメインキャラといってもよいローレンがいなくなる。
大志はそれに気づいていたのかいないのか「友達」を連発して、ローレンに告白するスキなし。
って状況で、卒業前に二人で話そうと大志が提案する。
な、なにをするんだ。
と思ったが、まっすぐ「離れていても友達は友達だ」と大志は青春の眩しいキラキラの金粉をふりまきながらハグ。
翌日、ローレンが去っていくときも、大志は“おばあちゃんみたいに(by馬場園さん)”泣きじゃくる。
伏線2は「侑哉とエビアンが付き合うことになるが……」。
侑哉とエビアン。
キスもしてるし、もう付き合ってる状態だが、「付き合ってる」ことにしたくない侑哉。
前回、ついにしびれを切らしたエビアンが「付き合ってよ」と言い寄るが、「うーん遠距離自信がないのでー」とノラリクラリ侑哉は逃げる。
おそらく、侑哉はモテるので本気になる覚悟ができない。
「エビアンと離れて、かわいいコと友達になったら離れてるエビアンより、そっちのコが好きになるよねーそりゃねー」
という自分の中にある素直な自分に正直で、しかも嘘を言わないようにしている真面目な青年なのではないか。
だって、「付き合おう」って簡単に嘘を言うことだってできる。
でも、この事態(みんなの前でキス!)になっても、その約束はかたくなに交わそうとしないのだ。
侑哉は、大志に相談する。
ここでも大志はストレートな青春馬鹿だった。
相談を受けて、自分の過去の遠恋のことを思い出し、熱く語る。
「(侑哉は)中途半端にいかないでほしい。いくなら全身全霊でいってほしい」
って言いながら涙を流す。
「女の子がさ勇気出して告白したわけじゃん。それを“ちょっと待って”はカッコ悪いよマジで」
泣く。
「男だろ! がんばれ侑哉!」
ってハグ。
スタジオ「温度差、だいじょうぶ!?」とみんなが声をあげる。
「(侑哉は)違げぇんだよ違げぇんだよと思ってるんじゃない?」「相談する相手を間違えた」「やべぇ本音を言える相手がもういない」
とスタジオの言う通りだったらまだ良かったのかもしれない。
侑哉は、そこまでしっかりと自分の気持ちの奥底を把握していない。
「いま、好きなら、いくんだ!」のアドバイスに、簡単に背中を押されてしまう。
「俺はエビアンと付き合いたい」
とエビアンに告白。
おめでとう、侑哉とエビアン!
だが、嬉しいはずの(そして、とてもいい笑顔で嬉しさいっぱいの)エビアンはこう答える。
「すごい嬉しいけど、何か不安もいっぱいだな。何この気持ち よく分かんない」
ああ。
「付き合う」返事をもらったのに、不安はぬぐえない。
その感じ。
当事者ではなく、まったく他者の視線で観てるとよくわかる。
もちろん編集された映像だが、画面で客観的に見ていると、「不安のほうが正解」なのがガンガンに伝わってくる。すみません。
侑哉は心変わりしてしまうだろうという未来像がありありと観えてしまう。
伏線の3つめ「杏の鼻高々な感じ」である。
大志と杏。もうパーフェクトなデートでふたりとも楽しそうだった。
大志は杏が好きだし、杏も? と持ったら、前回、「(恋愛的な感情は)全然ないかな。タイプじゃないかな」と女子トークで言ってて、驚いた。
今回、大志と杏が二人で食事、デートである。
杏「好きにならないからなー」
杏「自分から行ったことないし」
杏「周りからすごい言われる。多分すごい思わせぶりなんだと思う」
杏「ふたりとかですぐご飯行くし、ボディータッチとかもあるんだと思うけど」
大志は、
「ボディータッチはよくないと思うかな」
と、ここもまっすぐ青春馬鹿である。
それに対して、
杏「そんな、気にするぅ?」
杏「別に男女であっても同じ人間なわけじゃん」
などと、こっちはこっちで別のタイプの馬鹿。
大志「それで犠牲者がだいぶいるんじゃない?」
このセリフのポイントは、大志が、おそらく「おれ、犠牲者じゃん!」と気づいたということだ。
「こいつに惚れたらマズいパタンじゃない?」と思ったのではないか。
しかも、「犠牲者がだいぶいるんじゃない?」に対する杏のアンサーが「だいぶ いる」だ。
山ちゃんの言葉を借りると「ナンバーワン美女のテンション」である。
「自分が変わらないと現実は変わらない」と大志は、完全に説教タイムになってしまう。
どこまでも青春野郎だ。
そして、最後。
新メンバーが登場。
とてつもない美人がきた。
馬場園「めちゃめちゃ可愛い。やばいやばい」
徳井「ド級が入ってきたな」
トリンドル「かわいいし、我が強すぎないし、女子にもなじみそう」
山ちゃん「典型的な神戸のいいとこの子」
徳井「お嬢、綺麗、気さく」
山ちゃん「文句言えないぐらいただただ美人」
徳井「(評価グラフが)デカい五角形だな」
山ちゃん「いままでいろんなシーズンあったけど、最強」
徳井「ナンバーワンやな」
YOU「ちょー可愛い」
と、みんな大絶賛の超美人だ。
名前は、丹羽仁希。
モデル名義はNiki。
ファッション誌「JELLY」の専属モデルだ。
というわけで、これはもう次回、大波乱である。
「死ぬほどの恋をしに来た」と宣言した大志は、杏ちゃんはもう「ナシ!」と判断して、仁希をロックオンして……。
モテモテだと自負していた杏ちゃんは、人気がイッキに新入りに持って行かれてプライド傷ついて……。
付き合うと言ってしまった侑哉なのに……。
って展開が、恋愛ドラマだったら予想されるが、リアリティショーだから予想がつかないぞ!(テキスト&イラスト:米光一成)