17日のイタリア・セリエA第17節で、2位ローマとの直接対決を1-0と制した首位ユヴェントス。大一番での勝利は、改めて2016年のイタリア王者の素晴らしさを裏付ける結果となった。

今季からの新エース、ゴンサロ・イグアインの決勝点で天王山を制したユーヴェは、ローマとの勝ち点差を7に広げた。ミランとのスーペルコッパを控え、年内のリーグ戦日程は終了したが、2試合を残して前半戦の首位、「冬の王者」の称号を手に入れている。

だが、それだけではない。ユーヴェにとって、ローマ戦勝利は最高の一年の締めくくりとなった。昨季と今季を合計した2016年のリーグ戦で、ユーヴェは勝ち点100の大台を記録したのだ。これは2014年の勝ち点95を上回るクラブ新記録という。


さらに、ホームでのリーグ戦では、25戦全勝をマークしている。


また、ユーヴェによると、この日のホームゲームのチケット売り上げは、2011年の「ユヴェントス・スタジアム」竣工以来最高の数字を記録している。


ユーヴェは23日、ドーハでミランとのスーペルコッパに臨む。タイトルを獲得し、「最高の2016年」に華を添えられるか。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、早くも意気込んでいる。


「正しい自信と集中力でドーハに向かおう。勝ち取るべきトロフィーがある。良いクリスマスを過ごすためにね」