美川憲一、義理を欠いた矢口真里に激怒「普通だったら…」
歌手の美川憲一が28日放送のTBS系『7時にあいましょう 共演NGの相手と禁断のご対面6連発SP』に出演し、元モーニング娘。矢口真里への怒りをぶちまけた。離婚騒動の最中、矢口にアドバイスした美川だったが、復帰して以降、一切連絡がない矢口にブチ切れ。番組では、そんな2人に対面の場が設けられた。
ことの発端は矢口に離婚騒動が持ち上がった3年前。番組ではその際の模様を再現VTRで紹介した。
美川は知り合いを通じて矢口の携帯電話に連絡。自宅謹慎中の矢口を心配し、「はやく記者会見を開いて真相を話さないと記者に追いかけられる」などと1時間以上にわたってアドバイスを送ったという。
ところが、その後、美川が連絡しても矢口は着信拒否。連絡がつかないまま、いつしか矢口はテレビ画面に舞い戻っていた。復帰した後も一切連絡のない矢口に対し、美川は「どうしても言いたいこと」があるとし、番組では美川と矢口の対面の場を用意した。
恐縮した様子で対面場所となった喫茶店に姿を現した矢口に対し、美川の表情は堅い。緊張感が漂う中、矢口が「子供だったので…」と切り出し、「逃げました。本当に大先輩に申し訳ないことをした気持ちでいっぱいです」と謝罪の言葉を寄せた。
これに美川は本気モードで怒りをぶつける。「謝ってもらわなかったら先に進まない」と謝罪は当然とし、「これね、あんたね、普通だったら消えてるわよ」と芸能界の掟をチラつかせながら強烈なダメ出しをおこなった。
ブチ切れ全開の美川に、矢口は電話に出なかった理由を告白。美川が取材陣に矢口のことをしゃべっていたことを挙げ、仲の良い友達にも他言無用を頼んでいた矢口は「あまりしゃべってもらいたくなかった」との本音があったという。
ところが、これが火に油を注ぐ結果となり、美川は喋らないで欲しいと矢口から言われていれば黙っていたと主張。「わたし50年芸能界やってるのよ、あなた」と義理を欠いた矢口を痛烈に非難した。
ここで、番組では美川が激怒する理由を説明。それは、美川自身が「地獄を見てるから」ということで、過去にスキャンダルでどん底を味わい、周囲の助けで表舞台に戻れたことを紹介した。
離婚騒動で強烈なバッシングを浴びていた矢口の姿が、当時の自身と重なったという美川は、「ああいうことがなかったら、ここまでやってこれなかったと思う」と自身のスキャンダル当時のことをしみじみと振り返る。
そして、「しょうがないわよ、あんた、自分がまいた種なんだから」と訴えかける美川。そして、「今日はね、許してあげるわよ」と矢口の詫びを受け入れ、矢口は「ありがとうございます」とようやく笑顔を見せていた。