ローマFWフランチェスコ・トッティが、イタリアで間もなく行われる国民投票を前に「警告」を発した。自身の画像を政治目的に利用するなと警鐘を鳴らしている。

イタリアでは12月4日、憲法改正の国民投票が行われる。この大事な一日を前に、トッティのかつての画像が頻繁にローマの街やネットに登場するようになった。2004年の宿敵ユヴェントスとの試合で4-0と勝利した際、ユーヴェを挑発したジェスチャーの画像だ。


このとき、トッティはローマが4ゴールを挙げたことを指で示してユーヴェを挑発した。今回、一部の人が12月4日の「4」とかけてトッティの画像を使用したのである。トッティは29日、ツイッターで「政治的な目的で自分の画像を使用するすべての人に警告する」と声明を発表した。


ユーヴェ戦のジェスチャーそのものも当時議論を呼んだが、トッティもまさか12年後に政治の舞台でこのときの写真が使われるとは思っていなかっただろう。