『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』が帰ってくる!! 赤澤遼太郎&奥谷知弘インタビュー
キーワードは“青春・アイドル・高校生”! アイドル養成学校・私立夢ノ咲学院を舞台に、個性豊かなアイドル候補生たちのキラキラな成長を描くスマートフォン向けゲーム『あんさんぶるスターズ!』の舞台化作品、『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』の新作公演が2017年1月に上演となる。新作では新たなユニットも登場するなか、過激で背徳的なユニットUNDEADも引き続き参戦! 大神晃牙役の赤澤遼太郎と羽風 薫役の奥谷知弘が、UNDEADキャストの知られざる一面を明かしてくれた。
撮影/後藤倫人 取材・文/渡邉千智(スタジオ・ハードデラックス)
ヘアメイク/山崎初生
――本日は、UNDEADを代表して赤澤遼太郎さんと奥谷知弘さんをお呼びしました。おふたりとも今日の私服がUNDEADを意識した黒でまとめられていて、とても素敵ですね。
赤澤・奥谷 ありがとうございます!
赤澤 晃牙くんを意識して、ライダースジャケットを着てみました。
奥谷 僕もUNDEADの背徳的な感じを出そうと黒でまとめてみました。
赤澤 キャラカラーを取り入れて、こういう取材に臨みたいなって思っていて。けど、今回はUNDEADのユニットカラーの紫のアイテムがなかなか見つからなくて…。
奥谷 髪を紫にしてみたらいいじゃん!
赤澤 えー、しないよ!(笑)知弘くんが紫にしたらいいじゃん!
奥谷 しないよー(笑)。
――おふたりの仲のいい様子が垣間見えたところで(笑)、インタビューに移らせていただきます。来年1月5日から、『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』(通称:あんステ)の続編『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』〜Take your marks!〜が上演となりますね。続編が決まったと聞いたときの気持ちはいかがでしたか?
奥谷 最初に続編の話を聞いたときは、『あんステ』がまた舞台化されるんだっていううれしい気持ちでいっぱいでした。薫くんとしてまた出演できると知ったときは……、「ヒャッ、またできるんだ…!」ってじわじわとうれしさが込み上げてきましたね。
赤澤 僕も知弘くんと同じ気持ち。もう一回、大好きな大神晃牙くんを演じられることがすごくうれしかったですし、2017年の新年を晃牙くんとして迎えられるなんて、縁起のいい1年になるだろうなって思いました。
――赤澤さんは、大神晃牙のどんなところがお好きなんでしょうか?
赤澤 最初は、見た目からヤンキーっぽい感じの子なのかなと思っていたんですけど、主人公の女の子に「廊下は走るなよ!」って注意しているストーリーを見たときに「えっ!?」って。オラオラしているけれど、根は真面目でいい子なんだなって、そのギャップから大好きになっちゃいました。
――たしかに、ちょっと強がっている感じのキャラクターですよね。
赤澤 ですよね! 晃牙くんはポイ捨てとか絶対しないタイプだと思います!(笑)
――ブログでも大神の誕生日をお祝いされていましたし、ホントに大好きなんですね。
赤澤 そうなんです! あっ、僕のブログを見てくださってありがとうございます! Amebaブログで「ぼくのコトバ」という公式ブログをやっているので、みなさんぜひ読者登録してくださいねっ♪
奥谷 自分のブログの宣伝を挟みこむなんてズルいぞ!
赤澤 こういうことも入れつつ、ねっ(笑)。
――では、奥谷さんは羽風 薫のどんなところに惹かれますか?
奥谷 見た目も派手だし、女の子が大好きなキャラクターですが、薫くんを調べていくうちに、みんなの笑顔をいちばん望んでいるということがわかって、「すごくいいヤツ…!」って好きになっちゃいました。
赤澤 みんないいヤツだよね。
奥谷 ホントそう! ……で、その見た目とのギャップにやられました。原作の薫くんのイラストって、笑っているものが多いんです。それは、みんなの笑顔を望んでいるから、自分が心配されるような表情は見せないという理由で。イケイケな見た目でも、みんなの笑顔を一番に願っている、そんな彼の背景を知ってから、「みんな笑顔でハッピーって感じ?」っていう薫くんのセリフの重みもわかりました。
赤澤 ……深いね。
奥谷 あと、薫くんはUNDEADのなかでパフォーマンスがズバ抜けているというところも魅力です!
赤澤 ズルいよね、練習しないのにあれだけできるなんて!
奥谷 僕は一生懸命、練習したけどね(笑)。
赤澤 してたしてた(笑)。努力家の知弘くんが薫くんを演じるっていうギャップも面白いね!
――その点で言うと、ヤンキーっぽい大神を演じる赤澤さんも、素顔は可愛らしい、愛されキャラですし、それぞれ演じるキャラクターの性格とご自身の性格は逆のようですね?
赤澤 そうですね。僕は「俺様」とか「愚民」とか言わないので。……ってみんな言わないと思いますけど!(笑)
奥谷 あははは。
赤澤 知弘くんはめちゃくちゃ真面目で努力家です!
奥谷 普通だよ。
赤澤 でも、UNDEADのキャストの中だったら間違いなくしっかり者だよ。
奥谷 僕と小南くん(朔間 零役/小南光司)が同い年で、たろう(赤澤さん)と瑛(乙狩アドニス役)が一個下なので、年上の僕らが引っ張らないと、とは思っていました。奥谷知弘としてもそうですし、UNDEADは零と薫の二枚看板と言われているのでそういう意味でも、ですね。
――今年6月に上演された初演はやってみていかがでしたか?
赤澤 もう〜〜〜、純粋に楽しかったです!
奥谷 楽しかったです! AiiA 2.5 Theater Tokyoという大きなステージでたくさんのお客様がご観劇くださって、舞台上から見る景色がホントに素晴らしいんです。
赤澤 ペンライトめちゃくちゃキレイだった!
奥谷 それぞれのキャラクターのうちわを振ってくださったりとか。
――ステージ上からちゃんと見えているんですね。
奥谷 奥のほうまでちゃんと見えます!
赤澤 ぜーんぜん見えてる!
奥谷 自分の……羽風 薫のうちわを持っているお客様を見つけるとうれしくて、ホントに笑顔になるんです。
赤澤 うれしいよね〜!
奥谷 公演ごとにお客様の反応や盛り上がり方が違ったので、お客様と一緒に作り上げているんだなと実感しました。
赤澤 僕、すぐうちわを見ちゃうんですよね。「誰のを振ってるのかな?」って。
奥谷 僕も。「今日、零さん多くない?」とか話すよね(笑)。
赤澤 うちの零さん……小南くんはけっこうヤキモチ焼きなので、「(ちょっとふてくされ気味に)今日、ワンコ多かったよ!」って言われることも(笑)。
――舞台ウラではそんなやり取りがあったとは…(笑)。前作でキャラクターを作り上げていくうえで大変だったことはありますか?
赤澤 さっきも言いましたけど、やっぱり「俺様」とか「愚民共」なんて言葉を普段使わないので、晃牙くんらしい言葉遣いには苦労しました。「もっと振り切ってやらなきゃ!」って。公演中はお客様にちゃんと敬意を払いつつ、愚民だと思ってやっていましたよ(笑)。
奥谷 僕はけっこう苦労しました。というのも、原作で薫くんの声を担当している細貝(圭)さんとは、僕が『あんステ』に出る前から共演をさせていただいたことがあって。僕のなかの圭さんの印象は、すごく優しくて、面白くて、真面目で……という感じだったので、最初は圭さんが演じる薫くんのイメージがなかなか作れなくて。
――役者としての細貝さんを知っているからこそ、ですね。
奥谷 それに、僕のなかのイメージが大事になってくる部分が大きくて。原作はありますけど、キャラクターたちに動きがつくものは僕らが最初だと思って、原作に失礼のないよう、僕ら役者が想像を膨らませて役を作っていくことが大事だなと。
赤澤 そうだね。声優さんたちが最初に命を……声を吹き込んで、僕らが動きを吹き込むことになっていたから。少しでも原作に力添えできたらって気持ちはみんな持っていたと思います。
――来年1月からの『あんステ』では、UNDEADとしてはどんなライブをしたいと思いますか?
赤澤 僕は、お客様に「UNDEADヤバかったよね」って言わせたい。新ユニットも増えますし、ライブはシビアな勝負だと思うんです。Trickstar、fine、紅月、流星隊、2winkのどこにも負けない、一番印象に残るライブがしたい!
奥谷 前回のUNDEADのライブ、お客様からの評判がすごくよくて。だからこそ、今回は期待がさらに高まっていると思うので……不安もありますが、そこはプレッシャーと戦いながらやっていきたいです。
撮影/後藤倫人 取材・文/渡邉千智(スタジオ・ハードデラックス)
ヘアメイク/山崎初生
大神晃牙も羽風 薫も“ギャップ”がたまらない
――本日は、UNDEADを代表して赤澤遼太郎さんと奥谷知弘さんをお呼びしました。おふたりとも今日の私服がUNDEADを意識した黒でまとめられていて、とても素敵ですね。
赤澤・奥谷 ありがとうございます!
赤澤 晃牙くんを意識して、ライダースジャケットを着てみました。
奥谷 僕もUNDEADの背徳的な感じを出そうと黒でまとめてみました。
赤澤 キャラカラーを取り入れて、こういう取材に臨みたいなって思っていて。けど、今回はUNDEADのユニットカラーの紫のアイテムがなかなか見つからなくて…。
奥谷 髪を紫にしてみたらいいじゃん!
赤澤 えー、しないよ!(笑)知弘くんが紫にしたらいいじゃん!
奥谷 しないよー(笑)。
――おふたりの仲のいい様子が垣間見えたところで(笑)、インタビューに移らせていただきます。来年1月5日から、『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』(通称:あんステ)の続編『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』〜Take your marks!〜が上演となりますね。続編が決まったと聞いたときの気持ちはいかがでしたか?
奥谷 最初に続編の話を聞いたときは、『あんステ』がまた舞台化されるんだっていううれしい気持ちでいっぱいでした。薫くんとしてまた出演できると知ったときは……、「ヒャッ、またできるんだ…!」ってじわじわとうれしさが込み上げてきましたね。
赤澤 僕も知弘くんと同じ気持ち。もう一回、大好きな大神晃牙くんを演じられることがすごくうれしかったですし、2017年の新年を晃牙くんとして迎えられるなんて、縁起のいい1年になるだろうなって思いました。
――赤澤さんは、大神晃牙のどんなところがお好きなんでしょうか?
▲大神晃牙役:赤澤遼太郎
赤澤 最初は、見た目からヤンキーっぽい感じの子なのかなと思っていたんですけど、主人公の女の子に「廊下は走るなよ!」って注意しているストーリーを見たときに「えっ!?」って。オラオラしているけれど、根は真面目でいい子なんだなって、そのギャップから大好きになっちゃいました。
――たしかに、ちょっと強がっている感じのキャラクターですよね。
赤澤 ですよね! 晃牙くんはポイ捨てとか絶対しないタイプだと思います!(笑)
――ブログでも大神の誕生日をお祝いされていましたし、ホントに大好きなんですね。
赤澤 そうなんです! あっ、僕のブログを見てくださってありがとうございます! Amebaブログで「ぼくのコトバ」という公式ブログをやっているので、みなさんぜひ読者登録してくださいねっ♪
奥谷 自分のブログの宣伝を挟みこむなんてズルいぞ!
赤澤 こういうことも入れつつ、ねっ(笑)。
――では、奥谷さんは羽風 薫のどんなところに惹かれますか?
▲羽風 薫役:奥谷知弘
奥谷 見た目も派手だし、女の子が大好きなキャラクターですが、薫くんを調べていくうちに、みんなの笑顔をいちばん望んでいるということがわかって、「すごくいいヤツ…!」って好きになっちゃいました。
赤澤 みんないいヤツだよね。
奥谷 ホントそう! ……で、その見た目とのギャップにやられました。原作の薫くんのイラストって、笑っているものが多いんです。それは、みんなの笑顔を望んでいるから、自分が心配されるような表情は見せないという理由で。イケイケな見た目でも、みんなの笑顔を一番に願っている、そんな彼の背景を知ってから、「みんな笑顔でハッピーって感じ?」っていう薫くんのセリフの重みもわかりました。
赤澤 ……深いね。
奥谷 あと、薫くんはUNDEADのなかでパフォーマンスがズバ抜けているというところも魅力です!
赤澤 ズルいよね、練習しないのにあれだけできるなんて!
奥谷 僕は一生懸命、練習したけどね(笑)。
赤澤 してたしてた(笑)。努力家の知弘くんが薫くんを演じるっていうギャップも面白いね!
――その点で言うと、ヤンキーっぽい大神を演じる赤澤さんも、素顔は可愛らしい、愛されキャラですし、それぞれ演じるキャラクターの性格とご自身の性格は逆のようですね?
赤澤 そうですね。僕は「俺様」とか「愚民」とか言わないので。……ってみんな言わないと思いますけど!(笑)
奥谷 あははは。
赤澤 知弘くんはめちゃくちゃ真面目で努力家です!
奥谷 普通だよ。
赤澤 でも、UNDEADのキャストの中だったら間違いなくしっかり者だよ。
奥谷 僕と小南くん(朔間 零役/小南光司)が同い年で、たろう(赤澤さん)と瑛(乙狩アドニス役)が一個下なので、年上の僕らが引っ張らないと、とは思っていました。奥谷知弘としてもそうですし、UNDEADは零と薫の二枚看板と言われているのでそういう意味でも、ですね。
輝くペンライト…舞台上から見える景色に感激!
――今年6月に上演された初演はやってみていかがでしたか?
赤澤 もう〜〜〜、純粋に楽しかったです!
奥谷 楽しかったです! AiiA 2.5 Theater Tokyoという大きなステージでたくさんのお客様がご観劇くださって、舞台上から見る景色がホントに素晴らしいんです。
赤澤 ペンライトめちゃくちゃキレイだった!
奥谷 それぞれのキャラクターのうちわを振ってくださったりとか。
――ステージ上からちゃんと見えているんですね。
奥谷 奥のほうまでちゃんと見えます!
赤澤 ぜーんぜん見えてる!
奥谷 自分の……羽風 薫のうちわを持っているお客様を見つけるとうれしくて、ホントに笑顔になるんです。
赤澤 うれしいよね〜!
奥谷 公演ごとにお客様の反応や盛り上がり方が違ったので、お客様と一緒に作り上げているんだなと実感しました。
赤澤 僕、すぐうちわを見ちゃうんですよね。「誰のを振ってるのかな?」って。
奥谷 僕も。「今日、零さん多くない?」とか話すよね(笑)。
赤澤 うちの零さん……小南くんはけっこうヤキモチ焼きなので、「(ちょっとふてくされ気味に)今日、ワンコ多かったよ!」って言われることも(笑)。
――舞台ウラではそんなやり取りがあったとは…(笑)。前作でキャラクターを作り上げていくうえで大変だったことはありますか?
赤澤 さっきも言いましたけど、やっぱり「俺様」とか「愚民共」なんて言葉を普段使わないので、晃牙くんらしい言葉遣いには苦労しました。「もっと振り切ってやらなきゃ!」って。公演中はお客様にちゃんと敬意を払いつつ、愚民だと思ってやっていましたよ(笑)。
奥谷 僕はけっこう苦労しました。というのも、原作で薫くんの声を担当している細貝(圭)さんとは、僕が『あんステ』に出る前から共演をさせていただいたことがあって。僕のなかの圭さんの印象は、すごく優しくて、面白くて、真面目で……という感じだったので、最初は圭さんが演じる薫くんのイメージがなかなか作れなくて。
――役者としての細貝さんを知っているからこそ、ですね。
奥谷 それに、僕のなかのイメージが大事になってくる部分が大きくて。原作はありますけど、キャラクターたちに動きがつくものは僕らが最初だと思って、原作に失礼のないよう、僕ら役者が想像を膨らませて役を作っていくことが大事だなと。
赤澤 そうだね。声優さんたちが最初に命を……声を吹き込んで、僕らが動きを吹き込むことになっていたから。少しでも原作に力添えできたらって気持ちはみんな持っていたと思います。
――来年1月からの『あんステ』では、UNDEADとしてはどんなライブをしたいと思いますか?
赤澤 僕は、お客様に「UNDEADヤバかったよね」って言わせたい。新ユニットも増えますし、ライブはシビアな勝負だと思うんです。Trickstar、fine、紅月、流星隊、2winkのどこにも負けない、一番印象に残るライブがしたい!
奥谷 前回のUNDEADのライブ、お客様からの評判がすごくよくて。だからこそ、今回は期待がさらに高まっていると思うので……不安もありますが、そこはプレッシャーと戦いながらやっていきたいです。