伊丹市民が列をなす「銘酒の仕込み水」
[ちちんぷいぷい‐毎日放送]2016年10月19日放送の「銀シャリの駅前パトロールしよッ!」のコーナーで、兵庫県伊丹市にある阪急伊丹駅周辺が紹介されていました。
阪急伊丹駅(Onagadoriさん撮影、Wikimedia Commonsより)
江戸時代から酒造りが盛んで、清酒発祥の地として有名な伊丹市。阪急伊丹駅近くにある創業1688年の伊丹老松酒造もそのひとつ。江戸幕府に納入する「御免酒」の最高峰として知られてきました。
その名も「老松丹水」
おいしい伊丹の酒造りに欠かせないのが水。伊丹老松酒造では創業当時から仕込み水に、地下95メートルからくみ上げた地下水を使用していて、この水は気軽に飲むことができます。
「老松丹水」と名付けられた名水は、伊丹老松酒造の横で平日9時〜17時まで無料開放され、ボトルやタンクを持った地元の人が行列を作ることで有名なスポットになっています。
水道水よりやや硬度が高いとのことですが、身体にすっと浸透するナチュラルなおいしさ。阪急伊丹駅へ来られた際は、銘酒を生む地下水をぜひ味わってみてください。(ライター:青空繭子)