多くの人は、ご近所からなんらかの迷惑をかけられても、すぐさま文句を言いに行く!ということはないだろう。「お互い様だから......」「関係が悪くなっても困るし......」と、ひとまずはぐっと我慢して様子を見る、というのが、まずは最初のアクションではないか。

愛知県のHさん(30代女性)は、上階の住人の立てる生活騒音に悩まされてきた。我慢することなんと数年。ある夜、ついに堪忍袋の緒が切れ、直接文句を言いに行ったところ、返ってきたのは思わぬ答えだった。

社宅内の規則も守らず

少し前、社宅に住んでいたときの話です。

私より後に上階に人が入ったのですが、あいさつの一つもありませんでした。そもそも社宅内の規則で、「下の階には、必ずあいさつに行く」と決まっています。「礼儀知らずな人だな!」とそのときは思っただけですが、さらに礼儀知らずなことばかりしてきました。

画像はイメージです(Ryan and Sarah Deedsさん撮影、Flickrより)

規則ではほかにも、洗濯物を垂らさないこと、夜9時以降は物音を立てないこと、足音が響かないように上層階(2階以上)は防音材を敷くこと――など、最低限のマナーの取り決めがありました。

しかし、上層階はあいさつはもちろん、洗濯物も私たちの階まで垂れてくる長さで干す、ゴミはベランダから捨てる、子どものプール遊びもベランダでやる(もちろん、日中のベランダは水気厳禁です)などなど、目に余る行動が続きました。

深夜の2〜3時までドタバタと

極めつけは、深夜の2時や3時までジャンプする音が聞こえたり、掃除機の音が聞こえたり。

社宅なのでこちらも数年間は我慢してきましたが、ある夜、深夜2時くらいから明け方5時くらいまで、ダンスしてるのか軽快な足音と掃除機の音、ドンパン楽器の音が鳴り続けて、ついに堪忍袋の緒が切れました。

注意をしに行ったら、

「今日引っ越すから、掃除してましたぁ!」

上の階が入居して以来数年、寝ることもままならなかったのに――と思ったら、ハラワタ煮えくり返りましたね。不特定多数が住む場所です。自分勝手な行動はやめてほしいですね。

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