[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2016年10月3日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、他県出身のアナウンサーが「石川県の黄色信号は短い」と言い、その長さを調べていました。

たかが信号、されど信号(i_yudaiさん撮影、flickrより)

黄色信号の長さなんて意識したことはありませんでしたが、県によって違いはあるのでしょうか?

城下町ならではの理由

石川県警察本部交通管制センターでは、道路の混雑や事故を減らすため交通の円滑を図っているのですが、そこで話を聞くとやはり県によって秒数が違っているのだそうです。

石川県の黄色信号は3秒が基準、4秒のところもあるそうです。全国的に3秒か4秒で、3秒の地域が多いようです。この黄色信号の長さは、計算式で決められているのですが、その計算式は難しく、黄色信号の時に車が接近する速度によって割り出されます。

石川県の町並みは城下町特有で、T字路、五差路など複雑な交差点が多く、交差点に近づくスピードが遅くなります。交差点に近づくスピードが、時速50キロ以下なら3秒、時速60キロ以上なら4秒といった具合。信号の脇役的存在の黄色の長さにも地域による事情があったのですね。(ライター:りえ160)