9月29日、横浜DeNAベイスターズ三浦大輔が現役最後のマウンドへ。ヤクルトを相手に6回1/3を投げ、10失点を喫したが、誰もが代打を送られると思った6回裏にそのまま打者として登場。7回表には雄平から三振を奪い、ファンの大歓声の中マウンドを降りた。

すると1日、フジテレビ「スポーツLIFE HERO'S」には引退試合を終えた三浦がゲスト出演。「嬉しかったですね。沢山の方に愛して頂いて感謝の言葉しかない」と現在の心境を語ると、番組が用意した愛娘・凪沙さんからの手紙に目を潤ませる場面もあった。

7回表のマウンドについて「6回で最後だと思ったんですけど、ラミレス監督が色々気を遣って頂いて最高の舞台を用意してくれましたね」と振り返った三浦だったが、試合前には他の選手から受けたいたずらを告白。

三浦が「意外とうちの後輩達は三浦大輔の扱いは雑でした」と強調すると、試合前に「18番」のユニホームを他の選手が付けている間、本来のユニホームが全て三浦のロッカーにかけられていたようで、「ロッカーが物干しみたいになっていて凄い使い辛かった」と苦笑いを浮かべた。

また、番組ではサプライズとして長女・凪沙さんが書いた手紙を紹介。「引退会見を見たら、パパがどれだけ横浜を愛していたか知り、引退試合を見たらパパがどれだけたくさんのファンの方々に愛されていたか改めて感じました。『横浜DeNAベイスターズ三浦大輔』の娘として生きてきて、辛いこともたくさんあったけれど、それ以上にたくさんの幸せをもらいました!三浦大輔の娘でよかったです!」と読み上げられると、三浦は「これヤバいっすね」とポツリ。

「生まれた時からプロ野球選手でしたから、夏休みだからとどっか連れてってあげたわけでもなく、それを当たり前のように受け入れてくれてましたから」と家族に感謝の言葉を述べると、今後については「(自分の)やりたいことっていうよりも、家族がやりたいことをできれば」と話した。