巨大で美味しいキノコ「ニオウシメジ」
宗像市の風景(redlegsfan21さん撮影、flickrより)
[めんたいワイド- 福岡放送] 2016年9月20日放送の「山本華世のしゃれとんしゃあ」は福岡県宗像市を紹介しました。
番組では、日本最大級の大きさを誇るキノコと、物産館の卵とじうどんを取りあげていました。
小さくても「2キロ程度」
1か所目は「正助ふるさと村」。ここでは日本最大級のキノコ、「ニオウシメジ」を栽培しており、この日今年の初お披露目をしました。実は、全国の放送局から取材が殺到していたのですが、半年前から番組でお願いし、「しゃれとんしゃあ」でお披露目をすることになりました。
「ニオウシメジ」は日本最大級、現在はまだ小さいほうで2キロ程度なんだとか。大きくなるとその倍以上の大きさまで育つそうです。2007年にさつき松原で偶然発見されたものを保護。4年前から人工栽培を始めたのですが、未だに栽培法が謎なキノコで育たない年があったり、育ってもエリンギのようなキノコになったりするとのこと。味は、濃厚でシャキシャキとした食感がポイント。他にないキノコの風味で美味しいらしいのですが、今年の販売は未定となっています。
また、「正助ふるさと村」では農業体験や、ハイキングもできるようになっています。他にも、地元野菜を取り扱う直売所も併設されているので、新鮮野菜を購入するために訪れる人も多いそうです。
体験型物産館でグルメを堪能
2か所目は「街道の道 赤馬館」。ここは、宗像市東部の特産品を取り扱っており、その他観光案内なども行っています。楽しいイベントが毎日行われており、和装レンタルも2500円から行っています。この赤馬館は、地元ボランティア13チームが食事を提供しており、毎日チームが違うので、その日に提供される料理も変わるようになっています。
この日は、麺を提供するチームということで、特製うどんがメニューになっていました。「赤馬親とじうどん」(500円)は鶏肉を卵でとじたものがうどんの上にのっていて、ボリューム満点。地元で人気の「英ちゃんうどん」の社長直伝の味になっています。
喫茶コーナーにも日替わりメニューがあり、この日の「スイーツセット」(500円)は、豆乳プリンとシフォンケーキのセット(ドリンク付き)になっていました。
やはり気になったのは、「ニオウシメジ」です。その年の栽培状況などによって販売するか決めるそうですが、一般には出回っていないそうです。とても美味しそうなキノコだったので、チャンスがあれば食べてみたいと思いました。(ライター:ぴよこ)