アメリカのレジェンドが現役復帰! 「息子とピッチに立ち、愛するチームを助けられたら幸せ」
元アメリカ代表FWランドン・ドノヴァンが8日、現役に復帰した。ロサンゼルス・ギャラクシーが発表している。
34歳のドノヴァンはメジャーリーグサッカー(MLS)で得点王や最優秀選手賞を獲得し、バイエルン・ミュンヘンやエヴァートンでもプレー。アメリカ代表では10年以上にわたって活躍した。
2014年8月に32歳の若さで現役引退を発表したドノヴァンは、MLSの通算得点記録も保持しており、リーグのMVP賞が「ランドン・ドノヴァン賞」とネーミングされるなど、アメリカサッカー界を代表するレジェンドだ。
そのドノヴァンが、2年ぶりにユニフォームに袖を通した。ギャラクシーはスティーヴン・ジェラードらが負傷離脱中とあり、ドノヴァンは苦しいチーム事情から現役復帰を決意したそうだ。
ドノヴァンはフェイスブックで「復帰を発表できてとてもうれしい」と心境を明かしている。
「2週間前、ギャラクシー対バンクーバー・ホワイトキャップスの試合で解説を務めたとき、ギャラクシーは3選手の負傷に苦しんでいた。さらにそれからナイジェル・デ・ヨングもガラタサライに移籍し、ギャシ・ザーデスはシーズン絶望と分かった。引退してから、自分はギャラクシーのスタッフや選手たちの多くと密に連絡を取っていた。彼らと話したときに、冗談で、復帰して穴埋めしてくれと言われたんだ。僕は2年目も遠ざかっていて、穴埋めなんかできないと伝えた」
「それから数日、そのことを考え始めて、検討すべきだと思ったんだ。自分はギャラクシーのことをすごく気にしている。そして6度目の優勝を目指す彼らを少しでも助けることができると信じている。それに、試合後にピッチで息子と一緒になる機会は二度と体験できないだろう」
「それからブルース・アレーナ監督と話した。そして意味があることかを検討した。一致したのは、復帰するにしても最低限の期待であるべきで、監督が自分を起用するのはチームにとって意味があるときだけということだ。この数日、家族や親しい友人とはかなり話し合った。みんなで一致したのは、素晴らしいチャンスであり、みんなにとってウィン・ウィンだということだ」
「誰もがよく受け止めてくれるわけじゃないということは分かっている。それはOKだ。自分はこれまでの人生で2つの原則にのっとって決断してきた。自分と、自分が愛する人や物の幸せだ。再びピッチに立ち、自分にとって大きな意味を持つ球団を助けられること、そして試合後に息子を抱いてピッチに立つことが、自分と自分の愛する人たちを幸せにするのは疑いない。それが何よりも大事なことだ」
「ファンのみんなへ。揺るぎない支援に感謝している。一人ひとりにどれだけ感謝しているか、言い表すことはできないほどだ。自分は幸いにも素晴らしい人生を送ることができた。再びピッチに立ち、みんなの声援を耳にするのが待ち遠しい。子を持つ人はみな分かるだろうけど、子供ができると本当に人生は変わる。息子や家族のみんなと一緒にピッチに立ち、12月10日にギャラクシーの6度目の優勝を祝えたら、それ以上幸せなことはないだろう。そのために全力を尽くす。みんなで一緒に祝えることを願っているよ!」
34歳のドノヴァンはメジャーリーグサッカー(MLS)で得点王や最優秀選手賞を獲得し、バイエルン・ミュンヘンやエヴァートンでもプレー。アメリカ代表では10年以上にわたって活躍した。
2014年8月に32歳の若さで現役引退を発表したドノヴァンは、MLSの通算得点記録も保持しており、リーグのMVP賞が「ランドン・ドノヴァン賞」とネーミングされるなど、アメリカサッカー界を代表するレジェンドだ。
He's back. pic.twitter.com/tOEduyVv7u
— LA Galaxy (@LAGalaxy) 2016年9月8日
ドノヴァンはフェイスブックで「復帰を発表できてとてもうれしい」と心境を明かしている。
「2週間前、ギャラクシー対バンクーバー・ホワイトキャップスの試合で解説を務めたとき、ギャラクシーは3選手の負傷に苦しんでいた。さらにそれからナイジェル・デ・ヨングもガラタサライに移籍し、ギャシ・ザーデスはシーズン絶望と分かった。引退してから、自分はギャラクシーのスタッフや選手たちの多くと密に連絡を取っていた。彼らと話したときに、冗談で、復帰して穴埋めしてくれと言われたんだ。僕は2年目も遠ざかっていて、穴埋めなんかできないと伝えた」
「それから数日、そのことを考え始めて、検討すべきだと思ったんだ。自分はギャラクシーのことをすごく気にしている。そして6度目の優勝を目指す彼らを少しでも助けることができると信じている。それに、試合後にピッチで息子と一緒になる機会は二度と体験できないだろう」
「それからブルース・アレーナ監督と話した。そして意味があることかを検討した。一致したのは、復帰するにしても最低限の期待であるべきで、監督が自分を起用するのはチームにとって意味があるときだけということだ。この数日、家族や親しい友人とはかなり話し合った。みんなで一致したのは、素晴らしいチャンスであり、みんなにとってウィン・ウィンだということだ」
「誰もがよく受け止めてくれるわけじゃないということは分かっている。それはOKだ。自分はこれまでの人生で2つの原則にのっとって決断してきた。自分と、自分が愛する人や物の幸せだ。再びピッチに立ち、自分にとって大きな意味を持つ球団を助けられること、そして試合後に息子を抱いてピッチに立つことが、自分と自分の愛する人たちを幸せにするのは疑いない。それが何よりも大事なことだ」
「ファンのみんなへ。揺るぎない支援に感謝している。一人ひとりにどれだけ感謝しているか、言い表すことはできないほどだ。自分は幸いにも素晴らしい人生を送ることができた。再びピッチに立ち、みんなの声援を耳にするのが待ち遠しい。子を持つ人はみな分かるだろうけど、子供ができると本当に人生は変わる。息子や家族のみんなと一緒にピッチに立ち、12月10日にギャラクシーの6度目の優勝を祝えたら、それ以上幸せなことはないだろう。そのために全力を尽くす。みんなで一緒に祝えることを願っているよ!」