「ラストマン」日本語翻訳版発売

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フランスで2013年に出版され、アニメ&ゲーム化も果たしている人気作品「ラストマン」第1巻の日本語翻訳版が、ヨーロッパの漫画を翻訳・出版するユーロマンガから8月9日に発売された。価格は740円(税抜き)。

「ラストマン」は、優勝チームに栄光の国王杯と金貨が授けられるという格闘技トーナメントに、貧困からの脱出をこころみるアドリアンと謎の旅人リシャールがタッグを組んで出場し、並みいる強敵たちに挑む物語。日本の漫画作品からの影響を強く受けながらも、フランスの伝統的な漫画的文化「バンド・デシネ」の技法を取り入れた作品で、「童夢」「AKIRA」などで知られる漫画家・映画監督の大友克洋氏も絶賛している。15年にはアングレーム国際マンガフェスティバルで最優秀シリーズ賞に輝いた。

10月には日本語版第2巻が発売予定。これを記念して、原作者のバラック、バスティアン・ビベス、ミカエル・サンラビルの3人が来日し、トークイベントやワークショップなどを開催する。