青稜が序盤で圧倒!3投手のリレーで5回コールド勝ち

  第3試合になり、風も吹き始め、日陰も出て、若干涼しさが出てきた神宮球場。青稜が圧倒した。 青稜は1回表から、押し出し四球や内野ゴロの間に2点を先制すると、二死満塁から7番吉田悠人(3年)の走者一掃となる適時三塁打で5対0とすると、2回表にも、内野ゴロ、内野フライからの犠飛、そして6番近藤英雄(2年)の2点適時打で9対0とした。  3回表になっても打線の勢いは止まらず、さらに4番角屋亮介(3年)の適時打などで4点を追加。一気に14対0と点差を広げた。 だが都立葛西南も必死の守り、4回表、5回表を無失点に抑えた。青稜は背番号6の邨田健太(3年)が120キロ弱のストレート、スライダ^を投げ分け、3回無失点のピッチングを見せると、4回裏には工藤貴裕(3年)が無失点に抑えると、5回裏には背番号1の渡辺大智(3年)が120キロ後半のストレートとスライダーのコンビネーションで3人で抑え、5回コールド勝ちを決めた。 3投手を登板させただけではなく、控え選手が多く出場。次の試合へつながる試合だったというのは間違いないだろう。

(文=河嶋 宗一)

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