「うちが作るおにぎりの種類はどこの高校よりも豊富です!」 県立観音寺第一高等学校 【頑張るマネージャー!】
1949年に香川県立三豊高等学校と香川県立三豊女子高等学校が統合して誕生した香川県立観音寺第一高等学校。そんな観音寺一野球部は、1993年に観音寺市瀬戸町に香川県営球場と同じ大きさを誇るグラウンドが作られ、瀬戸内海の風を浴びながら、日々練習しています。
前チームは、2015春ベスト8。そして2015夏は、1点差で敗れベスト16となったものの、新チームは秋、春となかなか結果を出すことができませんでした。しかし、マネージャーの方にお話を伺うと、ある言葉がたくさん出てきました。そんな言葉が溢れる今回のお話から、今後の活躍が期待されます!48名の選手たちを支える、観音寺一の2名のマネージャーの方にお話を伺いました。
横山 未怜さん(県立観音寺第一高等学校野球部)
「おにぎりの種類だけは他の高校に負けていない!!」と、たくさんの球児たちから羨ましがられそうな観音寺一のマネージャーは、3年生の河田 季理さんと1年生の横山 未怜さん。
日々のマネージャー活動は部室やグラウンドの清掃、草ぬき、水やり、道具の手入れ、そして、おにぎり作りなど!選手が野球に専念できるような環境作りや、更にはおにぎり作りまでも、日々取り組んでいるようです。
そんなお2人が心掛けて活動している事は「一人一人の選手の顔をよく見ること」で、選手の聞こえない声を表情から読み取り、そして、そんな選手達たちがニコニコ笑っている時にやりがいを感じると言います。
おにぎり作りでは負けないと胸を張るマネージャーの方々から、観音寺一高校野球部の選手達にメッセージをいただきました。「努力を惜しまないみんなが大好きです!夏は緊張すると思うけれど、笑顔を忘れずに頑張れ!」
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[page_break:「どんな時も笑顔で支えられるマネージャー」になるために]「どんな時も笑顔で支えられるマネージャー」になるためにそして、ここからは3年生の河田 季理さんに更にお話を伺いました!
「何かに挑戦したいという想い」と野球への興味から、観音寺一のマネージャーになったという河田さん。そんな彼女は、2年間のマネージャー生活を経て、前より明るくなったといいます。そして、「どんな時も笑顔で支えられるマネージャー」になりたいと語ってくれました。
河田 季理さん(県立観音寺第一高等学校野球部)
「部員が多くてうらやましい」と言われたこと。そして、そんなたくさんの部員と変顔や一発芸をして、笑いあったこと。それが印象に残っているという河田さん。人数が多い分、大変なこともあると思いますが、その分、笑顔の数があるようです。
そして、仲間たちからの「ありがとう」という言葉が、ずっと心に残っているという河田さん。心に残るとともに、マネージャーの活動の中で、嬉しいことだと言います。
そして最後に、観音寺一高校野球部の選手達に、チームにとって2名のマネージャーの方はどんな存在かを尋ねてみました。「何でもできるお母さん的存在です。そして、チームが低迷している時には、明るくチームの支えになってくれる存在です!」
「笑顔」というワードがたくさん出てきた今回のお話。選手の笑顔がやりがいとなり、マネージャー自身が笑顔で接し、そして、チーム全体に笑顔が生まれる総勢50名の観音寺一野球部。「笑う門には、福来る」のように、笑顔で楽しく取り組んでいれば、最高の笑顔が溢れる結果が生まれてくる事を、この夏、そして、今後も期待しています!