XFN-ASIAによると、英格付け大手フィッチ・レーティングスは19日、米自動車2位のフォード・モーターの長期債務格付けを「BBBプラス」から1段階引き下げて、投資不適格の2段階上である「BBB」にしたと発表した。

  フィッチは、ライバル企業との競争激化や原材料の高騰に加え、フォードのSUV(多目的スポーツ車)の売上げ不振を引き下げの理由とした。ただ、フィッチは、フォードが年内に投資不適格となることはほぼないとの見通しを示した。今月はすでにS&P(スタンダード・アンド・プアーズ)とムーディーズ・インベスターズ・サービスがフォードを格下げしている。 【了】