チームの中には様々な役割が存在し、主将としてチームをまとめる役割、エースや4番として背中でチームを引っ張る役割など、多くの球児がその役割を担ってチームを様々な角度からまとめているのではないでしょうか。そこで今回の球児に聞き隊は「チームにとっての自分の役割」について調査しました!

チームにとっての自分の役割とは?

主将まずは主将を務める球児たちに調査!「自分が一番声を出して、一番練習をして、背中でチームを引っ張っていけるようにしています」「辛いことが多いですが、主将としてチームをまとめるためにコミュニケーションをとっています」という意見がありました。2015年U-18の主将篠原 涼選手(敦賀気比)選手は積極的にチームメイトたちとミーティングなどでコミュニケーションをとり、自分からチームを作ろうという想いが人一倍強い選手だったそうです(関連コラム)。篠原選手のほかにも主将を務め、球児たちが憧れる選手は多く、それらの選手を見てそれぞれ自分が考えるキャプテン像を作りだし、それを目指してチームを引っ張ているようです。

下級生次に下級生の意見を調査!「1年生として先輩方をサポートしています」という球児や「3年生は残り少ない高校野球生活を悔いなく過ごしてほしいです」と先輩をサポートする下級生の姿が見られました。レギュラーとして活躍する下級生も、控えの下級生も先輩を敬う気持ちは同じで、全力でサポートしているようです。3年生でだけでなく、下級生のみなさんにも先輩と過ごす残り少ない時間を大切に過ごしてもらいたいですね!

捕手最後に捕手の意見を調査しました!「自分はとにかく投手をサポートすることが役割です」「投手と意思疎通を図るためしっかりコミュニケーションを取っています」という球児が多くいました。扇の要として野手陣を引っ張るだけでなく、投手を引っ張りサポートしなければいけない捕手の役割は非常に大きなものですが、そこに楽しさを見出している球児もいました。

 そのほかにも自分はチャンスメーカーとして出塁することに徹していますという球児や、応援隊長として、チームの背中を押すことが自分の役割ですと答えてくれた球児もいました。

 今回の調査で、さまざまな役割が球児たちにはあり、その役割を全うすることでチームに貢献し、チームを支えていることが分かりました。これこそがチームプレーであり「チーム一丸」なのだと思いました!今後も、全国各地の球児を直撃し、考えの傾向やトレンドを紹介していきたいと思います!乞うご期待!