CBS MarketWatchによると、米コンファレンス・ボードが19日に発表した4月の景気先行指数は前月比0.2%低下となり、4ヵ月連続の低下となった。市場予想のコンセンサスと一致した。同時に発表された3月の同指数は同0.6%低下に下方改定された。先行指数は、3−6ヵ月先の景気を表すもの。

  コンファレンス・ボードのエコノミスト、ケン・ゴールドスタイン氏は、「景気上昇局面は続いているものの、景気拡大の勢いの鈍化が見られる」と指摘した。同指数を構成する10指標のうち、新規失業保険申請件数、住宅着工許可、平均週間製造時間、コア資本財新規受注、消費財新規受注が上昇し、消費者信頼感、マネーサプライ、金利差、株価、仕入先実績が低下した。 【了】