CBS MarketWatchによると、仏蘭航空大手のエールフランスKLMは19日、2005年第4四半期(1−3月)決算を発表した。それによると、最終損益はジェット燃料高騰が利益を圧迫し、600万ユーロ(約8億1000万円)の赤字に転落した。市場予想レンジの1400−7300万ユーロの赤字は上回った。燃料費は増加したものの、ドル安と外貨ヘッジ利益が赤字幅の縮小に寄与した。

  同社は2006年通期の最終損益は、傘下のシステム開発企業アマデウスの好業績が期待されることから大幅に改善するという見通しを示した。また、同社は、1株当たり配当金を0.15ユーロとする予定だとした。 【了】