5月の英金融政策委員会、8対1で現状維持
AFX通信によると、イングランド銀行(英中銀)は18日、今月9日に開催されたMPC(金融政策委員会)の議事録は発表した。それによると、5月の金融政策は8対1の多数で金利据え置きが採決された。3−4月に利上げを支持していたポール・タッカー委員が多数派に賛同した一方、アンドリュー・ラージ委員が引き続き利上げを主張した。英中銀は、昨年8月以来、政策金利を4.75%に据え置いている。消費の軟化や、インフレ動向など経済の不透明感が強く、推移を見極める姿勢が示された。【了】