XFN-ASIAによると、CBRC(中国銀行監督管理委員会)の劉明康主席は18日、北京で開かれたビジネス・フォーラムで講演し、中国の商業銀行の8割は、来年末までに、自己資本比率8%のBIS(国際決済銀行)基準を満たし、銀行の財務の健全性の問題が解決する見通しであることを明らかにした。CBRCは、国内商業銀行に対し、国際標準とされている8%のBIS基準の達成を求めていた。また、同主席は、銀行部門の市場慣行の整備を進めるためにも、銀行がIPO(新規株式公開)することが望ましいと述べたが、IPOの時期については各行にまかせるとした。 【了】