石原プロ16年ぶりオーディションで小栗旬に憧れる神田穣がグランプリに!
25日、「石原プロ次世代スター発掘オーディション」最終選考が都内で行われ、1万5,218名の応募者の中から20歳の神田穣(かんだ・じょう)が見事グランプリを受賞した。これにより石原プロへの所属が決まった神田だが、憧れの俳優は他事務所の小栗旬と堂々と語り、会場の笑いをさらった。
故・石原裕次郎さん生誕80周年を記念して、石原プロモーションが16年ぶりに開催した新人オーディション。ハワイ合宿の中で行われた4次選考を経て、15歳から23歳のファイナリスト11名が最終選考に臨んだ。
神田は埼玉県出身で現在はアメリカのカレッジに通う学生。爽やかな笑顔が魅力的だが、特技は野球と総合格闘技という男らしい一面もあり、30秒間の最終アピールでは100回を目標に掲げ、腕立て伏せを披露。MC役の金児憲史のカウントでは64回だったが、最後は「100!」と自ら嘘の申告をするなど、ユーモラスな一面ものぞかせた。
トロフィーを手にした神田は、「驚きです。あと、素直にうれしいです」と笑顔を見せつつも、「全然実感がわかなくて、何を言っていいのか戸惑っています」と初々しいコメント。今後は「辛いことも楽しいことも何でも挑戦し、新しいことを吸収して影響力のある人間になりたい」と意気込んだ。
その後の囲み取材に、準グランプリの丞威(ジョーイ)、特別賞の増本尚(ますもと・なお)と臨んだ神田は「目標としている俳優は小栗旬さんです」と他事務所の俳優を目標と断言して取材陣の笑いを誘うと、審査委員を務めた神田正輝も「好きなものは好きでいい」とフォロー。また、神田が同姓ということで「神田はこちらで結構です。僕は“リタイヤ神田”にしてください」と得意のオヤジギャグを交えつつ、「仕事は結果だから、結果を出してなるべく早く爺さん2人(自分と舘ひろし)を楽にしてください」とエール。審査副委員長を務めた舘は「新しい仲間ができてうれしく思っています」と目を細めていた。(取材/錦怜那)