8日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、レアル・マドリー対ローマの一戦で、マドリーの本拠地サンチャゴ・ベルナベウの観客たちが、途中出場したローマFWフランチェスコ・トッティにスタンディングオベーションで敬意を表した。

39歳のトッティは、ローマ一筋でクラブへの愛を貫いてきた「生けるレジェンド」。だが、今季は出場機会に恵まれておらず、契約が切れるシーズン後の去就が注目されている。

かつてマドリーからのオファーを断ったトッティは、0-2と敗戦確実になった74分から途中出場した。FWステファン・エル・シャーラウィとの交代でトッティがピッチに入った瞬間、スタジアムの観客たちはローマの背番号10を拍手で称賛している。

トッティは試合後、「言葉にできない感動だった。観客に心から感謝する」と述べた。

“L'applauso del Bernabeu è stata un'emozione indescrivibile. Grazie di cuore a tutti gli spettatori presenti"