高雄が誇る絶品の牛肉麺。台湾・高雄の「港園牛肉麺館」で濃厚な味わいがクセになる「牛肉拌麺」を食べてみた。

2016年3月7日 17時0分

GOTRIP!

みんなの感想は？

高雄が誇る絶品の牛肉麺。台湾・高雄の「港園牛肉麺館」で濃厚な味わいがクセになる「牛肉拌麺」を食べてみた。

台湾第二の都市・高雄。

台北に次ぐ規模を誇る高雄は、台湾の南部に位置する都市で、古くから天然の良港として知られ、別名「港都」とも呼ばれています。

日本との関係で言えば、現在では、東京、大阪、福岡、北海道と日本各地から高雄国際空港へ直行便が就航していることもあり、日本との直接の往来も増え、台湾の空の玄関口としての需要も伸びつつあります。

そんな高雄には、絶品の牛肉麺で人気を博しているお店があります。

それが今回ご紹介する「港園牛肉麺館（ガンユアンニュロウメンガン）」です。

・高雄屈指の人気店
1953年創業で60年以上の歴史を持つ「港園牛肉麺館（ガンユアンニュロウメンガン）」。こちらのお店、実は高雄でも屈指の人気を誇る牛肉麺のお店。1日で数百杯は売れるという牛肉麺は、地元の人々だけでなく観光客にも大人気で、店内はいつもお客さんであふれかえっています。日本人観光客にも大変人気のあるお店で、高雄観光を楽しむ上で欠かすことのできない絶品グルメの1つと言えるでしょう。

・人気の汁なし牛肉麺
こちらで人気のメニューといえば「牛肉拌麺（ニュウロウバンメン）」です。「牛肉拌麺」とは、スープが並々と注がれた通常の牛肉麺とは異なり、麺の下には少量のスープがあるのみで、そのスープに麺をあえるように混ぜて食べる牛肉麺です。スープは少ないですが、少ないがゆえに濃厚な味付けとなっており、コシのある平打ちの麺を絡めれば、濃縮された牛肉のコクのある強い旨味が口の中を駆け回り、得も言われぬ味わいを堪能できます。卓上には豆板醤やニンニクも準備してあるので、トッピングして辛さやニンニクのパンチを加えてみるのもオススメ。濃厚な牛の旨味にさらなる味わいが加われば、もう箸が止まらないウマさです。

・柔らかく煮こまれた絶品の牛肉
そんな味わい深い牛肉拌麺（ニュウロウバンメン）の主役は、一口噛むだけで、ホロホロと崩れてしまうほどに柔らかく煮こまれた牛肉。まったく臭みがない柔らかく煮込まれた牛肉は、口の中で溶けるように消えていき、最後には牛肉の旨味だけがじんわりと口いっぱいに広がります。あっさりとした口当たりでありながら、コクのあるジューシーな旨味が広がる牛肉は、「港園牛肉麺館」の人気の秘訣と言っても過言ではないでしょう。麺とスープとともに、ホロホロになるまで煮こまれた絶品の牛肉も楽しんでみてください。